休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

 「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年、今回はCREA編集部が選ぶ春の風景をお届けします。

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ

 大阪市の人工島・舞洲にある大阪まいしまシーサイドパークは、美しいネモフィラの景観が楽しめる公園。

 毎年4月上旬~5月上旬頃、ネモフィラが見ごろを迎える時期に合わせて「ネモフィラ祭り」が開催され、Instagramフォトコンテストなどが行われる。

 約4.4ヘクタールの広大な敷地で見られるネモフィラの数は、約100万株と関西で最大規模。大阪湾を背景にたくさんのネモフィラが咲き誇り、丘一面が鮮やかなプラチナブルーに染め上げられる。

 また、園内には桜並木やチューリップ畑もあり、ネモフィラとコラボレーションした色とりどり景色が眺められる。

 2023年ネモフィラ祭り開催期間:2023年4月7日(金)〜5月7日(日)

大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ(おおさかまいしまシーサイドパークのネモフィラ)

所在地 大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目
https://seasidepark.maishima.com/

◆花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ

 花博記念公園鶴見緑地は、EXPO'90「国際花と緑の博覧会」会場の跡地を再整備して造られた、約123ヘクタールの広さを誇る公園。

「丘の上に立つ風車の足下いっぱいにネモフィラが咲き誇り、まるでオランダに来たような気分に。真っ青なネモフィラの花と青い空がマッチし、白い風車が美しいコントラストを生み出します。

 さらに3月下旬以降になると様々な色のチューリップとのコラボが見られ、圧巻の景色が楽しめます」(大阪観光局公式サイト情報戦略担当スタッフ)

花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ(はなはくきねんこうえんつるみりょくちのネモフィラ)

所在地 大阪府花博記念公園鶴見緑地
https://osaka-info.jp/page/tsurumiryokuchi-expo-commemorative-park

2023.03.21(火)
文=CREA編集部