さりげない立体感を生む美人顔スティック
思わずパケ買いしてしまうようなかわいいパッケージとまさに今欲しいカラーバリエーションで、2021年の日本本格上陸以来支持を集めている「i'm meme」。
公式サイトを見ると、どのアイテムも使い方の提案が多岐にわたっており、韓国コスメらしい高い機能性が感じられる。
なかでも、派手にならずさりげなく美人顔に見せるメイクがしたいと思っている人におすすめしたいのが、質感と陰影をコントロールするふたつのスティックコスメ。
「スティックシャドウシマー」は、クリーミーな感触でするする描けるスティックアイシャドウ。まぶたにぴたっと密着して目の際につけてもヨレにくいので、10~20代には涙袋をふっくら見せるアイテムとして支持されているそう。これを若い子だけに独占させるのはもったいない!
全5色のうち明るめの3色は、下まぶたの目頭側に入れればうるっとしたニュアンスで目元が明るくなり、落ち着いたカラーの2色は目尻側に入れれば奥行きが出て目が大きく見える。もちろん上まぶた全体にアイシャドウとして使うのもあり。
シェーディングとハイライトが1本になった「アイムマルチスティックデュアル」も、ブランドからの提案がおもしろい。“シェーディングは輪郭、ハイライトは高い部分”を基本に、理想の陰影をイメージしながら細かく入れていくと、まるでもとからそうだったような立体感ができあがる。この2品を朝のルーティンにプラスすれば、メイクがもっと楽しくなる!
色とツヤのニュアンスを宿すスティックアイシャドウ
複数のパールが肌に溶け込むぬれたようなツヤを実現。ヨレやパサつきが起こりにくいのでアイメイクの下地として使っても。001のペールピンクは、目頭1/3にやや太めに。004のピンクローズは目尻側1/3に細く。どちらも指でぼかして。
平らな顔にも立体感が! コントゥアリングスティック
クリーミーなシェーディングとハイライトが両端に。シェーディングは肌に溶け込む質感、ハイライトはシャンパンピンクカラーでなじみやすい。シェーディングは眉頭や鼻筋の両端、こめかみ、あごに。ハイライトはTゾーン、頬骨の上、あごの中央に入れる。
サン・スマイル
電話番号 03-3505-4430
https://sunsmarche.jp/collections/i-m-meme
大塚真里(おおつか・まり)
エディター。出版社に編集者として勤務後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。雑誌編集や広告制作など活動中。自著『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がきれいになる』(ともに小社刊)など書籍も多く手がける。
Column
大塚真里の美容の扉
コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
2023.03.10(金)