この記事の連載

居心地のよさを追求したロビーと客室。リトリートに最適な「玉仙閣」

 「玉仙閣」の若旦那、専務取締役の伊藤就一さんは、「大谷山荘」の若旦那たちと一緒に、温泉街全体のリノベーションを推進してきた主要人物のひとり。“ザ・和風旅館”だった「玉仙閣」も、次世代につなぐ温泉宿へと進化しています。

 「温泉街の散策の拠点としても気軽に立ち寄っていただければ」というロビーは、白壁と木材で構成された、シンプルながらも温かみのある空間。壁には、水平に切り込まれたスペースに文庫本が並び、さながらブックカフェのよう。ドリンクカウンターも併設されており、思い思いの時間を過ごすことが出来ます。

 ショップ機能は木の箱の中に収められ、上から覗き込むユニークなスタイル。郷土のお菓子や地元の若手養蜂家が手掛ける蜂蜜、温泉グッズなど、お土産物を選ぶのも楽しいひとときです。

 「木と暮らす」をテーマにつくられた新客室「terrace111」「terrace112」は、ライトグレーの壁と木材が調和する、上質のリラックス空間。地元の椎木を使った無垢のフローリングに、ロビーと同じマルニ木工のテーブル&チェアを採用しています。

 部屋着や備品などの細部にも、この部屋ならではのこだわりが。例えば、アメニティはミキモト基礎化粧品、備え付けのコーヒーは、お隣の温泉街・俵山の自家焙煎コーヒー店THE COFFEE&ROSTER YAMAによるオリジナルのgyokusenkakuブレンドです。

 日常の延長線上にある“ちょうどいい上質”に癒やされ、ひととき長門湯本の住人になった気分で温泉街の暮らしを楽しめる「玉仙閣」。街と人をつなぐ旅館の進化に、今後も目が離せません。

玉仙閣

所在地 長門市深川湯本1234
電話番号 0837-25-3731
料金 1泊2食付き 15,400円~(「terrace」は22,000円~)
https://www.gyokusenkaku.com/

 600年の歴史を持つ立ち寄り湯の「恩湯」を中心に、音信川に沿って暮らしと遊び、自然と文化がクロスオーバーする、山口県長門湯本温泉。季節ごとのイベントもぜひチェックして、温泉街を丸ごと楽しみましょう。

長門湯本温泉

https://yumotoonsen.com/

← この連載のはじめから読む