なぜお豆腐屋さんがアサイボウル?

オーガニックアサイボウル(9ドル)

 ハワイで長い間ブームが続いているアサイボウル。ポリフェノールがとても多いことから、アスリートや健康志向の人たちの間でブームになり、今やハワイの多くのカフェのメニューに取り入れられています。そんな健康に良いアサイボウルを、オーガニックのお豆腐屋さんの「だいず亭」がKCCファーマーズ・マーケットで始めました。

店舗

 なぜお豆腐屋さんがアサイボウルか? それは、アサイボウルを作る時には、冷凍のオーガニックアサイ・ベリーにバナナと、アップルジュースか豆乳を入れて作るのが基本だからです。このだいず亭のアサイボウルには、豆腐と一緒に作られたオーガニックな豆乳が使われています。

 ヴィーガンの人も買い求められるように、ここのアサイボウルは、甘みをハチミツかオーガニックのアガベを選んでオーダーできる、という完璧な健康志向のお店なのです。

ハワイ産の大豆で作る納豆

 お豆腐屋さんですので、このブースでは豆乳やおから、納豆も販売しています。

 黒大豆納豆は地元でも知る人ぞ知るこだわりの品。もちろんオーガニックなのですが、付いてくるお醤油も無添加で、昆布をベースにしたヴィーガンフードのお醤油です。近日中にはおからの出ない豆腐もここで販売する予定だそうです。

 実はこのだいず亭の豆乳は、ハワイ産の大豆を使っています。オアフ島の東部にあるハワイカイとワイマナロに大豆畑を持ち、ここで育てた大豆で豆腐、豆乳やおからを手作業で作っています。

 2014年にはオーガニックの豆腐専門店をオープン予定だそうです。

本間律江 (ほんま りつえ)
ハワイ在住22年。雑誌、テレビなど日本メディアのコーディネーター、ライター、ツアー企画、日本企業への情報提供、日本企業のマーケティングを行う。「松坂慶子とはじめるフラ入門」「ハワイwith 88TEES」の出版をプロデュース。2010年より“NPOサウンディング・ジョイ・ミュージック・セラピー”の活動にアドバイザーとして参加。2012年より“久原本家 茅乃舎”ハワイ地区マーケティング&セールスマネージャー。2012年よりFMラジオ79.5ナックファイブ「大野勢太郎のハイパーラジオ」にて毎月第4金曜日、ハワイからの最新情報を発信中

Column

本間律江のハワイの朝市巡り

ハワイ在住22年で日本メディアのコーディネーター・ライターの本間律江さんが、近年、観光客にも人気の高まってきたハワイの朝市の、おすすめのお店の数々とその楽しみ方を紹介します。

2013.12.09(月)