ハワイのコーヒーといえば、ハワイ島産のコナ地区で栽培されるコナ・コーヒーが大変知られていますが、昨今のハワイでは、ハワイのあらゆる地区にコーヒー農園があり、その地域独特のコーヒーが種類豊富に市場に出ています。
そんなたくさんあるハワイのコーヒーの中から、コーヒーが苦手な人にも、コーヒー通の人にもおすすめの、まろやかな「カウ・コーヒー」をご紹介します。
KCCファーマーズマーケットに並ぶテントの中でも、一際目立つ紫色をしたテントが、アイカネ・プランテーションのカウ・コーヒーのブースです。
水だしのようにまろやかなアイスコーヒーで、あれ? と思うほど苦味がなく、スーッと飲めてしまうので、まずはブースで試飲をさせてもらいましょう。
そして、是非おすすめしたいのが、コーヒーゼリー(4ドル)。やわらかめのさっぱりとしたコーヒーゼリーにミルク、ふんわりとホイップクリームを載せ、それをしっかりとかき混ぜて、ストローで飲みます。アメリカにはコーヒーゼリー自体が存在しないものでしたので、カウ・コーヒーで見つけてからは、日本人としてどこかほっとするところがあります。
他にここのブースでいただけるのは、ホットコーヒー(1杯3ドル)、アイスコーヒー(1杯4ドル)。
お土産用のコーヒー豆は、種類自体は少なく、ピーベリーの豆かレギュラーの豆か、豆が挽いてあるか挽いていないかの違いで、すべてミディアム・ダーク・ローストのみ。量の違いはありますが、8オンス挽き豆が最も人気だそう。
コーヒー豆をチョコレートコーティングしたピーベリーチョコレート(4オンス、8ドル)、マカデミアナッツ(7オンス、8ドル)、ドリップコーヒー(5回分14ドル)もお土産にぴったりです。
では、ここのコーヒーは、なぜこんなに苦味がないのでしょうか? そこには工程で一手間かける違いがありました。
2013.11.04(月)