“ほとんど素足”のフィット感は、一息つく時間も心地よい
多くのショップや観光客で賑わう鎌倉のメインストリート小町通りは、一つ脇道に入ると途端に別世界。人もまばらで、民家の狭間に迷路のような細い道が入りくんでいますが、思いがけず素敵なお店に出会うことも。「ハウザー スリー スライド」の心地よさに後押しされながら、ついつい歩みがすすみます。
すると、映画に出てきそうなレトロな外観の喫茶店「ミルクホール」を発見。
店内は優しい光が充満し、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気。コーヒーでホッと一息つきながら、名物のプリンに舌鼓を打ちます。
気づけばリビングで寛いでいるかのようなリラックス感もまた、「ハウザー スリー スライド」の賜物。
柔らかいフットベッドに加え、簡単に着脱できるように踵を浅めに設定したクロッグデザイン、フィット感を自在に調整できるバンジーコード。それが、履いているのにほとんど素足のように錯覚してしまう気軽さ、心地よさをもたらしてくれるのです。
そうして気負わず履けるから、旅にはもちろん、ワンマイル用やルームシューズとしても重宝できそう。
「ハウザー スリー スライド」には余計な装飾は一切なし。程よいアクセントとなっているアッパー中央の切り替えも、屈曲性を高めて足に馴染みやすいように取り入れられたもの。
機能美を追求したシンプルなデザインだからスタイリングの幅も広く、柄の入ったちょっと個性的なパンツにも合わせやすい。秋冬の厚手ソックスを履いたって窮屈に感じず、ちら見せを楽しむ余裕も生まれます。
2022.10.31(月)
文=平野美紀子
写真=佐藤 亘
スタイリング=檀上 曜
ヘアメイク=加藤 恵
モデル=横田美憧