たまに無性に行きたくなる街、新大久保。
わたしがこの街の名を知ったのは、地元札幌の中学・高校で吹奏楽部に所属していた頃。
新大久保がコリアンタウンとして有名になったのは90年代半ばあたりからのようで、熱血吹奏楽部員だったわたしにとって、新大久保は楽器店がたくさん集まる「楽器の街」。
地方だと、一度にたくさんの楽器を見たり、吹き比べたりすることが難しいため、常々、「東京の人はいいなぁ」と思っていたものである。
そんなことを、久々にこの街を歩きながら思い出したのだけれど、今回の目的は、楽器ではなく無論看板ネコ。
通称イケメン通りの「アジア食品店」に、看板ネコがいるとの噂をキャッチしたのだ。
道行く人々からは韓国語が飛び交い、あちらこちらからキムチやごま油の香りが漂う。
いつ来ても、とても日本とは思えない。
2013.10.11(金)