【猫に会える街02】アートな猫街「雲林縣虎尾」
道いっぱいに描かれた、猫のウォールペイントが人気
台湾中部にある農業の盛んな雲林エリアの、三大都市の一つ虎尾。伝統的な風景を残す村落で、ノスタルジックな雰囲気の場所が多いのですが、そのなかの一つ「頂溪社區」は、猫アートの村として注目されています。一風変わった猫村のポップな猫アートをお楽しみください。
――台北からはどんな行き方がおすすめですか?
台湾高鉄(台湾新幹線)を使って雲林駅まで移動するのがベストです。雲林駅は新幹線の駅のなかでも比較的新しく開業した駅です。台北からは約1時間20分で片道930元。こちらの駅から猫アート村まではタクシーで10分ほどです。
――村内施設の営業時間を教えてください
店の営業時間はそれぞれ異なりますが、エリア全体は自由に行き来できるので、営業時間や開放時間などはございません。
地元では「貓彩繪村」と呼ばれていて、直線の一本道の左右に作品が並んでいます。距離にして約200メートル。大人が普通に歩いて、端から端まで約7分です。ゆっくり撮影しながら歩いてみてください。
――おすすめの撮影スポットを教えてください。
アートストリート・貓彩繪村に描かれているおすすめの作品をご紹介します。
夢の世界の中に本物の猫がいるかのよう
◆青い壁と猫
台湾中部の古い街並みの中に、突如現れる猫アートの世界。街になじむアートに不思議な感覚を覚えます。
猫と相合傘をした写真が撮れる
◆改札口售票口
実際に猫とふれあう以外の新たな楽しみ方を体験できるエリアであり、台湾の人たちもまだあまり訪れていない隠れスポット。台湾旅上級者にもぴったりです。
2022.09.01(木)
文・撮影=矢作晃之