海外リゾートへ行けない日々が続き、旅の非日常感を味わえないのが寂しいという人も多いはず。

 そこで、自宅のインテリアをリゾート風に、ホテルライクにしてみるのはどうだろう。

 毎日をリゾートの高揚感とともに過ごせる、注目したい3つのスタイルの実例を紹介。

 今回の実例は「NEW JAPANDI」。こちらは白や明るい木の色などナチュラルな色をベースに、和と北欧の要素をミックスした注目のインテリアスタイルです。


ビーチリゾートを楽しむ光に溢れたインテリア

神奈川県/KTさん

 普段は夫婦2人でマンション暮らし。昨年10月に、海が目の前のこのセカンドハウスが完成し、週末やまとまった休みに滞在しているKTさん。

「海っぽいインテリアにしたくて、インスタやピンタレストなどで好きなテイストを探し、イメージに合うものを選んでいきました」

 リビングで印象的なのが、ナチュラル素材のペンダントライト。ランパカナという水草を編んで作られたシェードがビーチリゾートを彷彿とさせる。壁際にディスプレイ専用のコンソールを置いているところも、まるでリゾートホテルのロビーのよう。

 フレームに入れたエルメスの壁紙もお気に入りだ。ヨットなど海をモチーフにした絵柄で、壁全面に使うのではなく、アートピースのように飾ることでアクセント効果がある。大小様々なグリーンを飾っているのもリゾート感たっぷり。

「実はすべてフェイクなんです。ここはたまに来るだけなので、世話があまりできないなと思って」

 言われるまでフェイクとは気づかないほどの精巧さ。これならいつ来ても、青々とした葉が楽しめて、枯らしてしまうかもというストレスもなさそうだ。

2022.06.25(土)
Photographs=Hirotaka Hashimoto
Text=Yoko Maenaka(BEAM)

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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