アウトドアブランドのLOGOSが満を持して送る『外ごはん本』! 7組の料理人がLOGOSのギアを使ってアウトドアレシピを披露する本書から、とっておきのレシピをご紹介。合言葉は「失敗も思い出」です。
メスキットでつくる「ギア式ティラミス」
まずは、コーヒーを飲んで落ち着いて。そのコーヒーを生かして、デザートをつくってしまおう。
コーヒーにくぐらせたビスキュイは、多少割れたり折れたりしても大丈夫。
ギアごと冷やして、あとは待つだけ。
使用ギアは「LOGOS カラーメスキット」、レシピ考案は「Comptoir Coin」丸井裕介さんです。
◆材料(3~4人分)
・バンビーニ フィンガービスケット
ピエールビスキュイットリー(20本入り)……3/4箱
・深煎りコーヒー……150ml前後
・マデイラ酒(ラム酒数滴でもOK)……10ml
・卵……2個
・砂糖……50g
・生クリーム……100ml
・マスカルポーネチーズ……100g
・ココアパウダー……少々
◆つくり方
クリームをつくる。
(1) 卵を卵白と卵黄に分け、卵白をボウルに入れる。砂糖を加え、ホイッパーで角が立つくらいまでかき混ぜる。
(2) 別のボウルに生クリームを入れてホイッパーでしっかりと立て、マスカルポーネチーズを加えて混ぜた後、(1)を少しずつ混ぜ合わせる。最後に卵黄を加え、全体をなじませるように合わせる。
クリームとビスケットで層をつくる。
(1) コーヒーを淹れた後、冷ましておく。
(2) (1)とマデイラ酒を合わせる。
(3) ビスケットを(2)にくぐらせ、メスキットに8本ほど敷く。その上から覆うようにクリームを流し入れる。このプロセスを3回繰り返して、層をつくる。ビスキュイはコーヒーにつけすぎると、すぐにボロボロに溶けてしまうので注意。
(4) 全体をならし、メスキットの蓋をする。
仕上げる。
(1) クーラーバック「ハイパー氷点下クーラーM」の底と側面に「倍速凍結・氷点下パックM」を敷き詰め、クリームとビスケットが入ったメスキットを入れて冷やす。
(2) 6~8時間後、メスキットを取り出して蓋を開け、茶漉しで表面にココアパウダーをふって完成。
「コーヒーは濃いめに煎れたものがお薦めです。余って冷めたものが1杯分あればOKです」と丸井さんは言う。手をかけないという理由だけでなく、冷めているとビスケットが溶けず、つくりやすいのだ。
クリームを立てる際の柔らかさは、コーヒーにくぐらせたビスケットと同じ柔らかさのイメージで。そうすることで口に入れたときに、同時に溶けて一体となる食感を楽しめる。
クーラーで冷やすのは、6~8時間が目安。キャンプで「寝て起きたら」、あるいは出発前に仕込んで「現地に到着したら」完成していることを目指そう。
●使用したのは……
「LOGOS カラーメスキット」
これ一つで、煮る、焼く、蒸す、揚げるなどに対応する万能調理アイテム=メスキット。耐久性を高めるハードアルマイト加工を施しているので傷がつきにくく、使い込むほどに風合いが増していく。約230gと軽量ながら容量たっぷりの約1L。ハンドルは折り畳み式なので収納時はコンパクトに。カラーメスキットは4色がラインアップ。
●教えてくれたのは……
「Comptoir Coin」丸井裕介さん
1985年生まれ。2011年、東日本大震災を機に建築関係の仕事から「生きる基本としての食・食の安全性」に興味を持ち、料理の世界へ。イタリアン、ビストロ、バー、餃子屋の工場の立ち上げなどを経て、2015年9月、カウンター席のみの洋食&ナチュラルワインの店を開く。2021年6月には、ナチュラルワイン専門酒販店「酒室-Centoux-」を開店。
Comptoir Coin
所在地 東京都台東区蔵前4-8-9 島宅1F
電話番号 なし(公式SNS、メール comptoir.coin@gmail.comより予約受付)
営業時間 19:00~24:00(L.O. 23:00) 食事希望は予約推奨
定休日 不定休
※ナチュラルワイン専門販売店「酒室-Centoux-」もあり。
※「ギア式ティラミス」は『外ごはん本』用のレシピであり、店舗では提供しておりませんので、ご了承ください。
外ごはん本
定価 1980円(税込)
プレジデント社
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『外ごはん本』厳選レシピ
2022.05.15(日)
文=沼由美子
写真=阪本 勇
イラスト=朝野ペコ
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