90年を記念して販売される限定品はどれも逸品ばかり

 銀座・和光は、銀座のランドマーク。1932年に竣工された2代目時計塔の90年を記念して、レザーバッグや江戸切子のロックグラスなどを2022年2月24日(木)に発売する。

 限定品のレザーバッグは1985年にイタリア・パルマで創業したレザーブランド「マウロ・ ゴベルナ(MAURO GOVERNA)」から。90年にちなみ、春らしいパステルカラーもそろえた9色展開のバッグを発売する。

 マウロ・ゴベルナは革本来の美しさを最大限に活かす職人技術と妥協のないもの作りに定評があり、和光でも人気のブランドのひとつ。近年では和光だけの「エクスクルーシブモデル」を共同開発、展開もしている。今回の時計塔90年に合わせて、特別催事「マウロ・ゴベルナ バッグコレクション」(2022年2月24日[木]~3月23日[水]・本館3階)も開催されるので見逃せない。

 同じく限定品の江戸切子のロックグラスは伝統工芸士・高野秀德の手によるもの。

 鮮やかなグラスの色合いは江戸切子では伝統的に人気の色でもあるが、時計塔90年限定品としての特別な意味も込められている。ひとつは時計塔の文字盤の青、そしてもうひとつは爽やかに澄み渡った青空の青だ。新型コロナウイルスの影響がおさまり、不安を感じる人々の心が晴れるようにとの作家の想いが込められている。

 さらに、コレクターズアイテムとして人気のフランス・リモージュ地方で作られる小箱「リモージュボックス」も本館を模したデザインで展開する。

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 2022年6月10日(金)には「SEIKO HOUSE GINZA」として、新たなセイコーブランドの発信拠点ともなる和光本館。銀座の街を見守りながら、常に新たな文化を発信し続ける銀座のランドマークから目が離せない。

和光本館

所在地 東京都中央区銀座4-5-11
https://www.wako.co.jp/

2022.02.20(日)
文=CREA編集部