【看板猫file08 会える街:淡水】

駄菓子屋さんの店内を案内してくれる黑熊

「淡水(ダンシュイ)は台北市内から地下鉄で30分ほどの、気軽に行ける観光地。

 川のほとりにある昔懐かしい駄菓子屋さん『海角145』をのぞいてみると、『黑熊』が店の中を案内してくれました。

 『黑熊』は子猫時代に保護された1歳半の黒猫で、胸やお腹の白い毛が台湾黒熊の模様に似ていることから、その名がついたのだそう。人懐こくて甘えん坊の看板猫です」(mimiさん)

【看板猫のいる街 淡水のおすすめスポット】

美しい夕日が眺められる
[漁人碼頭]

 新北市の淡水といえば、誰もが思い浮かべるものが夕日の光景。淡水エリアの中で最も美しく夕日を見ることが出来る場所が、この漁人碼頭(ユイレンマートウ)です。

 長い木製の桟橋の上からならば、どこからでも夕日が沈む美しい風景をご覧いただけます。桟橋の下にはレストランやカフェが軒を連ね、雰囲気のいいジャズの演奏なども時折聞こえてきます。

 また、桟橋とつながっている情人橋は、夜になるとライトアップされ、デートスポットとしても人気の場所。

 今までは車やバイクがないと不便な場所でしたが、数年前にライトレールが開通し、徒歩圏内に駅が完成したことでアクセスがよくなりました。

漁人碼頭

所在地 新北市淡水區観海路199號
営業時間 24時間開放
アクセス 淡海ライトレール「淡水漁人碼頭駅」から徒歩約8分

mimi

19年暮らした香港から、保護猫の福ちゃんを連れて2010年に台北へ移住。現在は台湾と香港でライター&コーディネーターとして活躍中。街歩きで出会ったカフェや猫、メイドイン台湾ものをブログ「香港ねこと台北ぐらし」インスタグラムで紹介。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

Column

台湾ぶらぶら食べ歩き

現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート!
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。

2022.02.04(金)
文=矢作晃之、mimi
撮影=矢作晃之、mimi