海外旅行が難しい今は、日本の美しさを見つめるチャンスです。
今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?
特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。
今回は、中国エリアの冬の風景をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆鳥取県
大山の雪景色
中国山地の日本海側に位置する大山は降雪量が多く、白く染まった雄大な山の雪景色が楽しめる。白銀の世界を堪能するのにおすすめなのは、スノーシュー。
「中国地方最高峰を誇る自然豊かな大山に積雪した景色は、壮大で絶景そのもの! 雪の上を歩くためのスノーシューを履いて歩くツアーでは、ふかふかの雪で覆われた真っ白な世界を満喫できます」(「とっとり旅の生情報」魅力発信担当スタッフ)
大山の雪景色(だいせんのゆきげしき)
所在地 鳥取県西伯郡大山町大山
https://tourismdaisen.com/tour/snowshoe/
◆島根県
唐音水仙公園
益田市鎌手地区にある唐音水仙公園は、中国地方有数の水仙の名所。例年12月下旬から1月いっぱいまで、日本海をバックにどこまでも咲き広がる日本水仙の花畑を楽しめる。
「もともと日本水仙が自生しており、そこから地元の方々が少しずつ増やしていき、今では200万球を超える日本水仙と日本海を合わせて見ることができる、絶景スポットになりました。
周囲の珍しい岩脈は『唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)』と呼ばれ、昭和11年に国の天然記念物に指定されています」(「しまね観光ナビ」担当スタッフ)
唐音水仙公園(からおとすいせんこうえん)
所在地 島根県益田市西平原町1598
https://www.kankou-shimane.com/destination/21485
◆岡山県
梅の里公園
津山市にある梅の里公園は、約4ヘクタールの敷地におよそ2,000本の梅の木が植えられた、岡山県最大級の梅の名所。
「満開時には、紅色の鹿児島紅梅や波打つような花びらの八重寒梅、濃いピンク色の寒紅しだれ梅、白く可愛らしい南高梅や甲州小梅など、全14品種の梅の花が山肌を彩ります。
山頂へと続く遊歩道には、紅梅のトンネルも出現します」(「岡山観光WEB」編集部)
梅の里公園(うめのさとこうえん)
所在地 岡山県津山市神代622-1
https://www.okayama-kanko.jp/spot/10570
◆広島県
雪のテングシデ群落
テングシデは、世界中で北広島町大朝の田原・灰谷にのみ群生する植物。イヌシデの変種で、国指定の天然記念物。
「くねくねとした樹形が個性的で、季節によって大きく印象を変え、さまざまな姿を見せてくれます。冬には雪で覆われ、静寂の中で寒さに耐える姿はとても神秘的です」(「ひろしま観光ナビ」担当スタッフ)
雪のテングシデ群落(ゆきのテングシデぐんらく)
所在地 広島県山県郡北広島町田原・灰谷
http://www.kitahiro.jp/sightseeing/tengushide/
◆山口県
一の俣桜公園
一の俣桜公園は、下関市の奥座敷「一の俣温泉」付近の山中にある、フォトジェニックな隠れ観光スポット。
「池には鯉が泳ぎ、水面から伸びるたくさんの木々が水面に映り込む光景が美しいです。
通称『蒼霧鯉池』といわれるように、光の当たり具合で池の水面が青く見え、寒い時期の早朝に霧がかかると、さらに神秘的な景観に! 」(末永さん)
一の俣桜公園(いちのまたさくらこうえん)
所在地 山口県下関市豊田町一ノ俣
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_18510.html
今こそ行きたい!
「日本にしかない風景」再発見
2022.01.26(水)
文=佐藤由樹
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