海外旅行が難しい今は、日本の美しさを見つめるチャンスです。

 今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?

 特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。

 今回は、山口県観光連盟の末永亜紀子さんが選ぶ、冬の風景5選をご紹介します。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆笠山椿群生林

 萩市北東部の笠山に広がる、約2万5千本ものヤブツバキの群生林。例年12月上旬〜4月上旬頃になると、樹上に色鮮やかな椿の花を咲かせる。

 「火山溶岩の苔の緑と、椿の赤のコントラストが美しい景観です。群生林内は遊歩道が整備されているので間近で眺めることができ、展望台から椿群生林や日本海を一望すれば、気分が晴れること間違いなし!

 また、見ごろの時期に合わせて、2月中旬~3月下旬頃に『萩・椿まつり』が開催されます」(末永さん)

笠山椿群生林(かさやまつばきぐんせいりん)

所在地 山口県萩市越ヶ浜 虎ヶ崎
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_14013.html

2021.12.31(金)
文=佐藤由樹