≪焼く&盛りつける≫

(10) 〈焼く〉予熱したオーブンで30分ほど湯煎焼きにする。粗熱がとれたら冷蔵庫で一晩冷やす。

(11)〈盛りつける〉スプーンの背で耐熱容器の縁を軽く押さえながら1周させ、生地を容器から離す。

(12) 下に皿を用意し、耐熱容器の側面にナイフを差し入れ、容器の内側に空気を入れるようにして、プリンを軽くおさえる。

(13) 耐熱容器を傾けて、プリンを皿に取り出す。取り出しにくければ、側面にナイフを入れて1周させてから、容器の上に皿をのせて素早くひっくり返し、皿と容器を押さえながら上下に軽くふる。容器をそっと持ち上げてプリンを取り出す。

(14) 基本のプリンの完成。

【ARRANGE】

●生クリームをのせて

生クリームをホイップしてのせ、季節のフルーツ(ここではアメリカンチェリー)をトッピングしてミントを添えれば、レトロな喫茶店のプリンみたいに。

●アイスクリームをのせて

トッピングのバニラアイスクリームに追いカラメルをかけて。

※仕上げの追いカラメルは、分量のカラメルの湯を大さじ2と1/2に変更して作り、耐熱容器に注いで冷ましてから使用。冷暗所で約1カ月保存可能。

も。けん

1988年兵庫県生まれ。信州大学農学部修士課程修了。プリニスト。趣味は独学でお菓子作り、パン作り。2019年から本格的に「プリン活動」を開始し、年間200店舗を訪問しインスタグラムを中心に情報を発信。日本のみならず、台湾、フランス、アメリカなど海外のプリン(フラン)の食べ歩き経験もある。2020年にインスタグラムでプリンのオリジナルレシピを投稿したことをきっかけにプリン作りに没頭。TV出演や、ネットメディアでプリンに関する記事を執筆するなど「プリンの人」として活躍中。
Instagram:@mxoxkxexn

『魅惑のプリン 36の美しいレシピと本当は内緒にしておきたいお店』

も。けん 著
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