結婚前に同棲する？ しない？
事前に気付けて良かった恋人の本性

結婚前に気づけて良かった彼氏の本性

　同棲することが決まり、いざ一緒に住み始めたら想像もしていなかった彼氏の本性を目にすることもあるようです。ここからは、同棲して初めて知った彼氏のエピソードを紹介します。

◆頑張って夕食を作ったのに……

　同棲する前は、美味しいレストランによく連れて行ってくれた彼氏。A子さんは、美味しいものばかり食べている彼氏に自分の手料理を食べさせるのは嫌だなと感じていたようです。

　ただ実際に同棲して生活を共にすると、主食がカップラーメンとお菓子であることが判明。また好き嫌いが多く、料理が苦手なA子さんが一生懸命作った手料理も食べてくれなかったようです。

　結婚すると、一生つきまとう食の問題。どんなに好きでもご飯の時間にカップラーメンとお菓子しか食べない偏食彼氏との生活は、ちょっと気が引けますよね。

◆彼が毎日やり取りする相手は……

　寡黙ながら誰に対しても優しく接する彼氏に惹かれ交際し始めたB子さん。数年後に彼氏からプロポーズを受け、結婚する前に同棲を始めることを決めてお互いの両親にも承諾を得ました。

　数カ月過ぎた頃、仕事から帰宅したら妙な違和感を感じたB子さん。その時、彼氏が忘れた携帯に何件も着信があったので覗いてみると彼の母親だったのです。

　彼氏を問い詰めると、自分の行動を逐一報告し、B子さんが不在の時は彼の母親が家にご飯を届けていたことが分かりました。

 「自分がいない間に家に来るのはやめてほしい」と伝えても聞きれてくれない彼氏。そう、彼氏はマザコンだったのです。

　いくら話をしても母親の味方をする彼氏の本性に幻滅し、最終的にB子さんは別れることを決断しました。

◆金銭感覚がここまで違うとは……

　大学時代から交際していたC子さんは、30歳になる前に自然と結婚を意識。結婚を考えたタイミングが彼氏とうまく重なり、誕生日にプロポーズを受けました。

　長年交際していたので同棲しなくてもいいと感じたようですが、一緒に住んだことはなかったので同棲をすることに。

　結婚前提の同棲だったので、ふたりで使える新口座を作りお財布をひとつにしたようです。ただお財布をひとつにしてから彼氏の金銭感覚が明るみになり、度を超えた倹約家だったことが判明。

　トイレットペーパーを使う量を決められたり、トイレはお風呂場の水で流せと言われるなど極端な節約生活を強いられたのです。

　あまりに息苦しい生活に疲弊したC子さんは、最終的に別れを決断。交際した時はここまでケチだと思わなかったので、同棲しないと分からないものだなと実感したようです。

◆彼氏は仕事でストレスを抱えると……

　結婚を前提に同棲を始めたD子さん。同棲した当初は大きな問題はありませんでしたが、彼氏が自宅勤務になり1日の大半を自宅で過ごすことに。

　初めのうちは一緒に過ごせる時間が増えて嬉しいと思っていたようですが、しばらくすると彼氏の態度が急変したのです。

　ストレスや愚痴のはけ口にするのは日常茶飯事で、仕事がうまく進まないと「仕事に集中できないのはお前のせいだ！」と責められる。

　最終的には「何もかも全部お前が悪いんだ～！」と意味不明なことでキレられることも。

　彼氏との結婚に不安を感じながらも、今でもC子さんは同棲を続けているそうです。何でも好きなことを言い合える仲であることは良いですが、ストレスのはけ口にされるのはつらいですよね。

結婚はゴールではなく、スタート！ 同棲で疑似体験をしよう

　彼氏からプロポーズを受けたら、すぐにでも籍を入れて結婚したいと考える人も多いでしょう。

　しかし結婚はゴールではなく、スタートです。結婚相手は残りの人生を一生ともに過ごす相手になるため、ここは慎重に選びたいところ。

　結婚ラッシュで周りの友達や同僚が次々に結婚すると気持ちが焦るのも分かります。

　ただ結婚生活は長いので、本当にあなたに相応しいか見極めることが大切です。

　結婚に焦る気持ちを少し抑えて、同棲で結婚の類似体験をしてみましょう。彼氏の新たな一面が見えるかもしれませんよ！