花粉対策やすっぴん隠しにも

漆畑 また、サングラスのほうが眼鏡よりも顔を覆う面積が大きいデザインが多いので、肌や目を紫外線からカバーしやすいというメリットもあります。目元が覆われるので春には花粉対策にもなりますし、すっぴん隠しになるという方もいらっしゃいます。

――たしかに、眼鏡とは違いレンズカラーで目元が隠れるので、アイメイクをサボりたいときにはいいですね(笑)。とくに今はマスク必須なので、パっとゴミ捨てに行くときや、コンビニでのちょっとした買い物なら、サングラスを掛けるだけでサマになりそうです。

漆畑 ただし、レンズカラーが濃くなっていくほど瞳孔が広がり、隙間から入ってくる紫外線の取り込み量は多くなってしまいます。レンズカラーの濃いものほどUVカット機能は必須です。

 眼鏡店で販売されているものは問題ないと思いますが、アパレルや雑貨ショップで購入するときなどは、「UV400」、もしくは「紫外線透過率1.0%以下」とタグに記載があるものを選ぶようにしてください。

用途に合わせたデザインならより便利に

――サングラスにはさまざまなメリットがあることがわかりました。とはいえ、まだまだ掛けることに抵抗感を持っている人は少なくないと思います。

漆畑 サングラスに二の足を踏んでしまう理由は、“威圧感が出てしまう”とか“カッコつけて見える”などですよね。まだサングラスの雰囲気に慣れていない方は、目元の表情が隠れない程度のレンズカラー濃度のものなら使いやすいと思います。

――なるほど。今はマスクも必須ですから、目元の表情まで隠れてしまわないほうが使いやすそうです。

漆畑 レンズカラー濃度でいうと50%ぐらいなら眩しさも防止でき、なおかつ目元も透けて普段から使いやすいでしょう。室内や夜間でも問題なく掛けられると思います。ただし夜間の運転は法律上レンズカラー濃度25%までなので、その点は注意してください。

――普段使いをするなら、サイズもあまり大きくないほうが良いでしょうか。

漆畑 そこは用途によりますね。紫外線をしっかりカットしたいなら大きめのサイズが良いですし、眩しさをしっかり押さえたいなら50%よりも濃度が濃いものを選ぶのも手でしょう。ご自身がサングラスを使う目的や用途をお店にしっかり伝えることで、より便利で快適に使える1本を提案してもらえるはずです。

G.B. Gafas SHIBUYA

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