1日の大半を過ごす仕事場。家族より上司や同僚、後輩といる時間のほうが長い人も多いかもしれませんね。そんな必死に仕事をするなかで、社内恋愛に発展することも多いはず。
ただ一方で、社内恋愛の相手と別れると職場で顔をあわせるのが気まずくなるのでなかなか踏み切れない人も少なくないようです。
そこで今回は、社内恋愛の実情を把握しつつ結婚に至るまでの道のりを解説します。
知ってる? 社内恋愛の実情
別れた後のことを考えると社内恋愛に慎重になる人も多いようですが、実際のところ経験者はどのくらいいるのか分からないですよね。
20代から70代の男女を対象にされた「社内恋愛の実情」における調査結果から紐解いていきましょう。
◆社内恋愛の経験者はどのくらい?
ある調査結果によると、「社内恋愛を経験したことがある」と答えた人は4割ほどいることが明らかになりました。
社内恋愛を経験したことがない人が多数派ですが、「仕事を通じて恋に落ちた経験者が意外に多い!」と感じた人も多いのではないでしょうか。
◆社内恋愛のきっかけは?
・同じプロジェクトで仕事をすることになり接する機会が増えたことです。仕事が終わってからサシで飲みに行くようになり、プロジェクトが終わる頃には自然な流れで交際に発展しました。
(20代後半女性・K.N・営業職)
・ひた向きに一生懸命仕事を頑張る彼女を応援したくなり、仕事を手伝うようになったときです。相談に乗ることも増え彼女との距離が縮まり、結果的に付き合うことになりました。
(30代後半男性・D.H・営業職)
社内恋愛が始まるきっかけで圧倒的に多いのが、「職場で接するうちに仲良くなった」というものです。
やはりオフィスは多くの時間を過ごす場所になるので、一緒に仕事を進めるなかで恋が芽生えることも多いのですね。
◆社内恋愛の立場は?
この調査結果では、男性の場合は約7割が「後輩・部下」、女性は約6割の人が「上司・先輩」を選んでいることが分かりました。
仕事という戦場において男性はか弱い女性を「助けたい」「守ってあげたい」という庇護欲が掻き立てられ、女性は自分をフォローしてくれる男性に魅力を感じるのかもしれません。
◆社内恋愛で結婚に至る割合は?
社内恋愛で結婚に至るのは、なんと2割ほどです。これは、社内恋愛をするカップルの5組に1組は結婚まで至っていることを意味します。
この数値を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、社内恋愛から結婚まで発展させる道はあるということです。
参考:https://newscast.jp/news/055258
2021.03.22(月)
文=bridge