お店のコンセプト作りは雑誌作りと似てる
15年間、書店を経営していた飯田さん。コーヒーショップを開くことを決めた3年前から2年の間、ある有名コーヒー店で修行。
出版社に勤務していた井戸川さんは、3年前に編集者を辞めて、開店準備を始めた。
「一番最初にコンセプトを書いたのは2018年。自分たちがこうありたいというのを、イメージビジュアルの画像で収集。それを表す言葉も書き記しました」
コンセプトづくりは雑誌とそう変わらなかったという。
「何を伝えるか、どんな雰囲気を作るか。たまにそのコンセプトを見返すと、かけ離れずに作ることができたなと感じます」
「今あるコーヒーショップに、気が付いたら導かれていた感じ。そういう道に自然にどんどん流れていった気がして不思議です」
日々のことで毎日がどんどん過ぎていくという今のおふたり。同じ風景をみて、同じ方向に走っている。
そこには、地に足のついた地元のコーヒーショップができあがっていた。
SNOW & COFFEE TABLE(スノー&コーヒーテーブル)
所在地 東京都渋谷区神宮前4-18-6
営業時間 11:00〜18:00
定休日 火曜、第2、3月曜日
Instagram @snow_and_coffeetable
2021.03.07(日)
写真=志水 隆
文=CREA編集部