申(さる)年・2021年の【健康運】

 前半は、風邪をこじらせ、肺にダメージが及ぶことがありそうです。

 肺活量の低下を感じたときは、要注意。

 さらに咳で胸部が痛む、痰が多く食欲がない、血痰が見られ声がかれる……といった症状がみられたら、すぐに専門医を受診しましょう。

 後半は、ストレスからくる神経症に注意したいところです。

 不安な気持ちや鬱っぽい状態が続くようなら、その原因が何であるか自分の心をよく観察してみてください。そして、原因を取り除いていきましょう。

 また、心因性の物忘れも起きやすいとき。

 どちらも自分に合ったリラックス法を見つけ、ストレスをため込まないことが肝要です。

 もうひとつ、肌荒れや皮膚炎などの皮膚トラブルも早めのケアが大切。

 通いやすいクリニックを見つけて、軽症のうちに受診し、長引かせないようにしていきましょう。

2021.02.11(木)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい