社会の大きな変化で環境のことをより意識した1年。 「地球にも人にもやさしく」という想いを込めてファッション界の4人がギフトを選んでくれました。
今回はスタイリスト森宗えりこさんが選ぶ、注目の最旬サステナアイテムをご紹介します。
愛着を持って使いたくなるアイテムを選びたい
2020年春にデビューした「カルロッタ レイ」のサンダルや、店舗兼ショールームがオープンしたばかりの「アルティーダ ウード」のジュエリーなど、ニュース性のあるアイテムを贈るのが楽しいと話すスタイリスト森宗えりこさん。
「相手がまだ持っていなさそうなもので、好みに合うものを発見した時にギフトを贈りたくなります。見た目の良さや機能性はもちろん、今はそこにサステナブルであるかどうかという軸を加えたい。
眼に映る美しさと、その奥にある地球環境への配慮を知ってもらうことで、より愛着を持って使ってもらえるのではと思います。自分のものも人へ贈るものも、使い捨てではなく長く使えるアイテムを選んでいきたいですね」
◆森宗えりこさんが選ぶサステナブルギフト
1:ARTIDA OUD「ジュエリー」
「オンライン販売により中間コストを省き、製品を適正価格で販売。生産者に富を還元し、持続可能な循環を目指す」
2:Carlotha Ray「コンフォートサンダル」
2020年春夏スタートのフットウェアブランド。素材は、マダガスカル産の100%天然ゴムや、ミント、卵の殻、米、植物油などのリサイクルした素材から得られる天然染料など。生産はすべてイタリアの職人の手づくり。
「色とフォルムがパーフェクト。自分と好みの合う、女友達へ贈りたい」
3:KAMITO「Tシャツ&トートバッグ」
環境負担の少ない間伐材や農薬、肥料を使わないオーガニックな和紙素材を使用。
「独特のしゃり感が素敵。洗って繰り返して長く使うことで、質感や肌触りが変化していく。汚れたら自分で染めてもまたニュアンスが出て素敵です」
4:KALANCHOE「ワンピース」
生産工程で使われる水は特殊なフィルターを通し再利用。生産地インドの従業員が安心して働くことができるように社会保障の給付や男女平等の雇用も行う。
「ものづくりにも、環境配慮にもこだわりを感じます」
5:VEJA「スニーカー」
フェアトレードをポリシーにするスニーカーブランド。生産過程では汚染プロセスを排除。現地のオーガニックコットンやアマゾンのワイルドラバーなどの原材料を使用している。
「サステナブルでなおかつ、洗練されたデザインが魅力。ジェンダーフリーなデザインなので男友達にも」
THE ANOTHER MUSEUM
所在地 東京都渋谷区松濤1-26-21
電話番号 03-6804-8090
※ショップ来店は完全予約制
PR01.TOKYO
電話番号 03-5774-1408
TFC
電話番号 03-5770-4511
ヌキテパ
所在地 東京都港区北青山3-7-3
電話番号 03-6427-9945
営業時間 12:00~19:00、土・日曜 12:00~18:00
定休日 月曜
シードコーポレーション
電話番号 03-6709-9662
森宗えりこ(もりそうえりこ)さん
ヴィンテージからハイブランドまでミックスした独自のスタイルで、カジュアルからモード誌まで幅広い分野で活躍している。
▶嬉しかった贈りもの サプライズで貰ったものはどれも嬉しい。
ギフトにも
SDGsの想いを乗せて
2021.02.01(月)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Ichisei Hiramatsu
この記事の掲載号
RANKING
- HOURLY
- DAILY
- WEEKLY
- MONTHLY
FROM EDITORS おやつや小ネタなどCREA編集部からのアレコレ
BOOKS
2024年10月15日発売
2024年10月16日発売
2024年10月24日発売
2024年10月7日発売