2020年11月15日(日)14:08に、月は新月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、蠍座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
見えないはずのものを見せてくれる日
日増しに秋の深まりを感じる季節です。新年まで後1カ月半。
新しい年に思いを馳せ、居住まいを正す絶好の日となります。
蠍座の新月が持つ神秘的な力が、人の本音や決意、また心の葛藤といった、見えないはずのものを見せてくれる日です。
物事の核心に迫る洞察力や、興味のあるものを掘り下げる探究心も授かります。
また信じた道をひた走り、障害や危機的トラブルに見舞われても諦めない不屈の精神が得られるのも、この新月の特徴です。
うまく行かずに放置したままになっていることや、やる気が失せてしまったことについて再考してみると、問題解決のアイデアが浮かんでくるはず。
特にこの日は、新月に対し山羊座を運行する幸運の象徴・木星と自己変容を促す冥王星がセクスタイル(60度)となり、「自分をよりよく変えたい」と願うすべての人にエールを送ります。
自分自身と向き合う時間を作り、あなたの夢や願いを紙に書き記してみましょう。
〈『ムーンブック2020』(ディスカバー)より〉
★毎年好評の月の満ち欠けを記した手帳、『MOONBOOK2021』(ディスカヴァー刊)が発売中です。
心理占星術研究家・岡本翔子
「満月・新月の日にするべきこと」
2020.11.14(土)
文=岡本翔子
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