滞在スタイルに合わせて8タイプから選べる客室

「女子旅をはじめ、気の合うお友だちとのちょっと贅沢な旅におすすめなのが、“モダンジャパニーズルーム”。畳のリビングがあるタイプのお部屋です」  

 お部屋に入ったら「とにかく靴を脱いでゴロゴロくつろぎたい!」

 そんな人もきっと多いことだろう。ソファでリラックスするのもいいが、やはり畳の上での安らぎ感は格別。とことんくつろぎながら、まったりと語らったり……。夜更けまで旅先ならではの “女子トーク” を楽しめる空間となっている。

「ちなみにこの畳リビングの漆喰壁、とある有名職人さんにお願いして作っていただきました。日本ならではの美意識を、このリゾート独自のスタイルで感じていただければと思います」

 なお、客室のアメニティは、リネンをはじめとして、どれもシンプルかつ使い心地がとてもよい。

 枕も “soft” と “firm” の2つを用意し、好みの硬さを選べるのがうれしいところだ。

「そして、小さいお子さまと一緒にリゾート滞在を楽しみたいお客さまには “キッズスイート” をおすすめします。ドアを開けた瞬間、お子さまたちの歓声があがること間違いなしのお部屋です」

 大人用ベッドルームの隣に、キッズ用ベッドルームを備えている「キッズスイート」。豊かな森をイメージした空間には、リンゴの木をデザインしたかわいい2段ベッドを配置。

 北欧テイストの優しい雰囲気のインテリアで、ムーミンの壁紙も楽しい。 

「実は、この部屋にはもうひとつ、仕掛けが隠されています。カーテンを閉めて、照明を消してみてください」

 すると、キラキラと光る星座が天井いっぱいに!

 子供たちにとって、ホテルで過ごす時間も素敵な思い出となるに違いない。

「館内には “キッズクラブ” を設けているほか、“キッズステイ&イートフリープログラム” も取り入れています。12歳以下のお子さまは、ご宿泊やお食事の一部が無料になるサービスで、心おきなく滞在を楽しんでいただけます」

 では、次のページでは、食材王国・長野のこだわり満載のレストランをご紹介しよう。

2020.07.01(水)
構成・文=矢野詔次郎
撮影=橋本 篤