レストランのこだわりもホリデイ・インリゾートならでは!
2泊、3泊と連泊するお客さまも多いリゾートホテル。だからこそ、ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんでは、お客さまの味覚を飽きさせない、料理へのこだわりもたっぷりだ。
「オールデイダイニングは、この自然豊かな土地を象徴するように、“botanica(ボタニカ)” と名付けました。窓際の席で北アルプスを眺めながら、きりりと冷えた白ワインで乾杯すれば最高ですよ」
メニューには、信州サーモン、信州福味鶏、信州豚など、気になる食材がずらり。
「お米は安曇野・松川村産のコシヒカリを使用しています。また、昨年、信濃大町に誕生したばかりの “北アルプスブルワリー” のクラフトビールも、ぜひ味わってほしいです」
ちなみにエグゼクティブシェフのマーク・ボナーさんは、南仏プロヴァンス出身。東京の人気レストランで腕をふるい、名門料理学校で講師などを務めた熟練。地元食材のおいしさを独自のスタイルで引き出す技と感性に定評ある料理人だ。
さらに、スーシェフは、日本料理の名店で長年厨房を率い、長野県の郷土料理にも精通する山崎敦巳さん。
和・洋の美味をたっぷりと堪能したい。
「そしてこのダイニングで、どうしても味わってほしいのが、スペシャリテの“ガレット”。フランス名物であるそば粉クレープを、信州名産のそば粉で作ります。生地を仕込んでからじっくりと3日間かけて発酵。旨みが最も増したところで焼き上げますので、そのおいしさはほかとは違いますよ」
旬の地元野菜、スモークベーコン、グリュイエールチーズなどの具材もふんだんに使い、満足感たっぷりの逸品だ。
「記念日を祝福したり、大切な人をもてなしたり……。さらに特別な時間を満喫したいお客さまには、“シェフズカウンター” もご用意しました」
マークさんが目の前で仕上げる料理には、心ときめく美味が満載。シェフとの楽しい会話もきっと、このリゾートならではの素敵な思い出になるだろう。
また、昼下がりに「Eden」カフェ&バーで過ごす時間も上質である。
「珈琲は、ラ・マルゾッコ社のマシンを使って、バリスタが1杯1杯丁寧にお淹れします。そして、スイーツもぜひお楽しみください。フランスで活躍した経歴をもつパティシエールが、自宅農園でとれたて新鮮なフルーツも使って作るデザートは、どれも本当におすすめです」
そして夜になると、暖炉に火が入ってムードたっぷり。
ミクソロジーカクテルを片手に、心が穏やかに安らぐ食後のひとときを優雅に過ごしたい。
2020.07.01(水)
構成・文=矢野詔次郎
撮影=橋本 篤