いつ食べても気持ちがなごむオムライス。素材は同じようでいて、じつはそれぞれ個性的なんです。
グルメの達人3名がおすすめする、至極の偏愛メニューをご紹介します。
シンプル イズ ベストな王道の味
◆新川 津々井「チキンオムライス」
偏愛ポイント:2016年から10食以上
――フォーリンデブはっしーさん
東京・新川に創業して70余年。
ずっと愛されているのが、卵がつるんと輝く「チキンオムライス」。
二代目シェフ・越田健夫さんのモットーは、その都度ベストな素材を選び、調味や調理はできるだけシンプルに、ということ。
「卵は内側だけが半熟で、そこにバターたっぷりのケチャップライスがマッチし、とろける食感に。昔ながらのクラシカルな洋食店で、その技術は一級品。
ライスを卵で包み、トマトソースを流しかけた王道のタイプですが、これ以上のオムライスには出合ったことがありません」(フォーリンデブはっしーさん)
新川 津々井
所在地 東京都中央区新川1-7-11
電話番号 03-3551-4759
営業時間 11:00~13:30(L.O.)、土曜 11:00~13:00(L.O.)、17:00~21:00(L.O.) 、土曜 17:00~19:30(L.O.)
定休日 日曜
http://tutui.sakura.ne.jp/
2020.06.08(月)
文=諸井まみ
撮影=平松市聖