睡眠の質と長さの改善と
メンタルとカラダのリスク回避
恐らく疲れていない人はいないであろう現代ライフ。だからこそ自分を失わないためのセルフコントロール力は、とても大事。
取り返しがつかないほど疲れやイライラやネガティブ感情が溜まって溺れてしまう前に、自分で自分をリセットしたい。最近ではそこで“香り”が大きな役割を果たすようになっている。
日本人全般の課題=睡眠の質と長さの改善や、ヒートアップした後のクールダウンや、考えすぎて煮詰まったときのリフレッシュなどに香りの助けを借りることは、メンタルとカラダのリスク回避にもなると思う。
だから1人で空回りしていると思ったら、やる気の出なさ加減に困ったら、人に優しくできなくて自己嫌悪に陥ったら、ちょっと立ち止まって香りに頼ってみませんか? きっとそのひと呼吸で事態が好転するはずだから。
そして、こういうアイテムは、リピート使いしていつも手元にあることに意味があるから、maxで3,000円台までの買いやすい価格帯からセレクト。
(1)THREE
「リズム コウ 清穏」
THREEが作るとお香もこうなる! という、精油コンシャスな香りは、スパイシーなクローブ+爽やかすっきりのローズマリー油にベルガモット油のブレンド。
寝起きのモヤモヤをすっきりさせたいとき、イライラを消したいとき、集中力を高めたいとき、大事なイベント前に気持ちをアゲたいときなどに。
(2) UKA
「ボディウォッシュ ハグ」
香りの効用はいろいろあるけれど、ハグ=包み・包まれるような優しい気持ちにしてくれるというのはとても珍しいコンセプト。とはいえいわれてみれば現代人には絶対必要な心持ち。
イランイラン、ブラックペッパー、マンダリンオレンジ、ユズの、オーガニック認証を取得した精油ブレンドが香りの構成。
(3)THE PUBLIC ORGANIC
「スーパーディープナイト
ホリスティック精油ピローミスト
クオリティスリープ」
夜中に何度も目覚めてしまう人のための香り。
ラベンダー、ネロリ、クラリセージ、ゼラニウム、プチグレン、スギ、ラバンジンのフローラルハーバル調が心と体を緩め長く穏やかな眠りへ。
睡眠専門医×精油専門家×植物療法士が共同開発した、100%天然精油使用のスプレーで自分の眠りをコントロール。
(4) BAMFORD
「b SILENT オーガニック
テンプルバーム」
良質のプラムカーネルオイルやシアバターをベースに、アロマセラピストとコラボして心地よい眠りに誘うための香りを厳選したそう。
リラックス効果の高いローマンカモミール、ヘンプ、ポピーシードが配合されていて、こめかみや手首、耳の裏、足の甲など、脈打つ場所になじませて使う穏やかな催眠法。
ピューリティ
2020.01.07(火)
Text=Keiko Watanabe
Photographs=Hidetake Nishihara(TENT)