鉱夫弁当がおいしい&楽しい!
「金瓜石」(黄金博物館)見学を
朝食後は、西門駅近くのバス停、捷運西門駅から、2018年に開通したばかりの高速バス965に乗り、「金瓜石」(黄金博物館)へ。
Fun Passカードを提示すれば、入場料80元が無料になる。
ちなみにこの路線開通前は、台北駅から瑞芳駅まで出て、そこからバスという行き方がスタンダードだったが、965開通後は、西門駅から一気にいけるようになった。
金瓜石は、人気観光スポット「九份老街」より少し山奥へ入った場所にある。
1890年にここで砂金が発見され、金を採掘する拠点として栄えた。今は廃鉱となっているが、「黄金博物館」で使用していた工具や食器などが展示されていて、当時の生活を知ることができる。
見どころのひとつが、「四連棟日式宿舎」。
日本統治時代に建てられたもので、日本鉱業株式会社の日本人社員宿舎だったそう。木造の長屋で、今は東京ではそう見られない希少なもの。
一番のお楽しみは、レストラン「礦工食堂」の「鉱夫弁当」。鉱夫が実際に食べていたお弁当を再現したものだ。
金瓜石の地図が描かれた風呂敷で、かわいらしい絵が刻印されたアルミのお弁当箱がくるまれている。
食べ終わった後はお土産として持ち帰ることができるのが嬉しい!
ごはんの上には、揚げた骨付きの豚肉と、大根のお漬物、豆腐を揚げたものが乗り、ボリュームたっぷり
ごはんが進む少し濃い目の味付けで、当時の労働者もこれを食べて、午後の力仕事に備えたのであろう。
Fun Passカードを提示すれば、お弁当に付くコーヒーか紅茶が無料に!
金瓜石
所在地 新北市瑞芳區金瓜石金光路8號
電話番号 02-2496-2800
2019.01.26(土)
文・撮影=境野摩耶子