床面もすき間もスイスイ

 ヘッドは自走式。フローリングのほか、畳や厚手の絨毯の上でも軽い力でスイスイと進んでくれます。また、ヘッドにはLEDライトを装備。

 奥が見えにくいすき間を掃除する時はLEDライトと、ゴミの有無を検知してランプが点灯する手元の「ゴミ残しまセンサー」を確認しながら操作すれば、取り残しが減らせます。ヘッドと延長管は軽く手首をひねるだけで床と水平に。約6.5センチの高さがあれば入り込めます。

 すき間ノズルやロングブラシなど、細部の掃除に便利な各種アタッチメントも付属していますよ!

 ダストカップは本体側面から、引き抜くようにして取り出せます。フタ部分の黄色いつまみを左右させると、フィルターに付いたチリを落とせて、ゴミ捨てのときに舞い上がるホコリを抑えられるのだとか。ダストカップは分解して水洗いできるので、衛生面も◎です。

 ちなみに、11月上旬発売予定の上位モデル「VC-NXS1」(オープン価格・市場想定価格120,000円前後/税抜)は充電台にダストステーションが搭載されています。ダストステーションは、掃除後に本体を充電台に戻すと、ダストカップのフィルターのチリ落しとゴミの吸い出しを自動で行って、ダストカップをキレイにしてくれる優れもの。

 本体のダストカップの容量は0.2リットルで、ダストステーションの容量は0.8リットル。ダストステーションを使えば、ゴミ捨ての頻度は週1回~月1回で済みます。予算の差は2万円ほど。ちょっとでも楽をしたい! という人には、上位モデルもおすすめです。

齋木香奈美(さいき・かなみ)
雑誌やWebを中心に家電の最新情報や便利な使い方などを紹介。仕事帰りに家電量販店を巡り、おもしろい、ニッチなグッズを試すのが趣味。

Column

女子家電ベストバイ図鑑!

新しい家電を買うと、暮らしに確かな新しいアクセントが加わる。そんな経験を誰もが持っていることでしょう。洗濯機、冷蔵庫といった白物家電から、テレビやオーディオなどのAV機器、そして美容家電まで、女子の毎日を機能的かつ魅力的に変えてくれるおすすめアイテムをご紹介!

2017.09.11(月)
文・撮影=齋木香奈美