女心のツボを得た靴ブランド、チェンバー

エストネーションの靴売り場でも大人気のチェンバーは、すぐに完売してしまうモデルも少なくないとか。こちらのブーティも数シーズン前に好評だったモデルで、今シーズンは、エストネーション限定で復刻させたそう。(ヒール11cm)￥45150

　今回ご紹介するチェンバーは、いま最も注目したいシューズブランド。

　2010年の春夏にデビューしたばかりの国内ブランドですが、展示会などで見かけるたびに存在感は増すばかり。

くだけた印象になりがちなフラットサンダルも、きりりとスパイシーなカラーリングと官能的なデザインで、大人の女性らしく。￥36750

　その実力は、高感度なセレクトショップ、エストネーションのバイヤーが、ファーストシーズンから異例の約20モデルを買い付けたということからもうかがい知れます。

どことなくストッキングのシームを連想させるバックファスナーも、セクシーさのポイント。もちろん、脱ぎ履きしやすいという利点も

　“チェンバー”という名前は、もともとインドのムンバイ郊外にある街の名に由来したものだそう。そこにある寺院の古典的な美しさや、漂う乳香の優しさにインスピレーションを得て、シンプルな中に備わる女性の強さと優しさを表現しているそうです。

シンプルながら、フォルムの美しさが際立つパンプス。スマートなインナープラットフォームは、履き心地のよさも嬉しい。グレーがかったサンドベージュは、エストネーション限定色。(ヒール9.5cm)￥32550

　特徴的なのは木型と革の色使いで、木型は細身でありながら日本人の足を熟知した美しいフォルム。どこかエキゾチックな革の色が、独特の雰囲気を醸し出しています。また、女らしさやトレンド感のバランスも秀逸。目を引くデザイン性の高さと普段使いしやすいシンプルさの共存は、まさに私達、働く女性の求めているスタイルだといえるでしょう。

　実は私自身、いままでは、靴となるとついインポートブランドにばかり手が伸びていましたが、チェンバーにはリアルに欲しいものがたくさん！

　国内ブランドならではのこなれた価格も魅力的なので、みなさんもぜひ一度チェックしてみてくださいね。