キラキラ華やかな
エレガント・ナイト

エレガント・ナイトには、ラウンジにてカクテルが振る舞われます。

 昨夜キャビンに配布された船内新聞によると、プールサイドでホワイトパーティが行われるとのことで、今夜のドレスコードは「白い服」。しかし、強風と雨の悪天候で「どうなるのかしら」と思っていたところ、キャビンに「今夜はエレガント・ナイトに変更」とのお知らせが入りました。

 ドレスコードはエレガント(フォーマル)ということで、夕方から船のいたるところで、いつもよりも肌を露出したドレスをまとったご婦人方や、蝶ネクタイにジャケットできめたジェントルマンたちが。ところどころで、お知らせを見逃した様子の白い服のグループも見かけましたが、これはご愛嬌。

 アンサンブルの生演奏に耳を傾けつつ、デッキ5~7のすべてのラウンジで振る舞われるカクテルを片手に、華やかな雰囲気に酔いしれます。

エレガント・ナイトのガラ・ディナーの一例。

 エレガント・ナイトはディナーもスペシャル。有名シェフのプロデュースしたメニューに舌鼓を。ディナーのあとも、プロムナードで船長はじめシニア・オフィサーたちの紹介があったり、船長との記念撮影会が催されたりと、クルーズならではのイベントが盛りだくさん。深夜過ぎまでお祭り気分を味わったのでした。

日本人ソーシャルホステスが教える
ドレスアップ術

ドレスアップした人たちで華やかさを増します。
日本人ホステスの木田美希さん。MSCメラビリアの日本人ゲストにとっては、力強い助っ人です。

 MSCメラビリアには、日本語で船内生活を手助けしてくれる日本人ホステスが常駐しています。

 エレガント・ナイトでのドレスアップのコツについて、日本人ホステスの木田美希さんにアドバイスをうかがうと「MSCの船は、客層が幅広いので、フォーマルといっても非常にゴージャスな人もいれば、カジュアルに近い人もいて、その度合はまちまちなんですよ」とのこと。

 「あまり気負いすぎずに、自分の好きな服装を少しフォーマルに着こなしていただければ、大丈夫です。やはり着物を着て登場される方がいると、ほかの国のお客様も喜ばれて、一緒に写真撮影をしたりしていますね」と、やはり着物はフォーマルウェアの鉄板のようですが、「好きな服装で少しフォーマル」ということなら、気張らずに挑戦できそうです。

左:スワロフスキーのクリスタルが美しい吹き抜けのアトリウム。エレガント・ナイトは一段と輝いて見えます。
右:ドレスアップしたゲストのファッションも見どころのひとつです。

 明日は、いよいよ最初の寄港地、スペインのヴィーゴに到着します。

【取材協力】
MSCクルーズ

http://www.msccruises.jp/