波打ち際の砂は間違いなくピンクだった!

波打ち際が特にピンク色。

 ビーチの入口付近では白く見えるのですが、波打ち際まで行くと、たしかにペールピンク! 鮮烈なカリビアンブルーの海と淡いピンク色の砂浜が織りなすドリーミンな光景に、じっとしていられずに、海や砂浜にダイブしたくなります。美しすぎる!

太陽のように、いつも陽気なバハミアン。レニー・クラヴィッツもこんな少年だった?

 このビーチで遭遇するのを楽しみにしていたのが、ウワサに聞いた“白馬に乗ったバハミアン”。ピンクのビーチ×白馬、絵になりそう! が、聞き込みをしたところ、残念ながら「今日はお休み。明日は来るみたいよ」。今回はニアミスでしたが、ピンクサンドビーチへ行ったら探してみてくださいね。

パステルカラーのニューイングランド様式の建物。
歴史的な建物も、丁寧に補修され、使われています。

 電動カートで島内をのんびりと回ってみると、イギリスからの移民の名残が感じられます。細い道の両サイドに、淡いパステルカラーのニューイングランド様式の建物が連なり、おとぎ話から抜け出たよう。

人気の観光地ながら、島の素顔もうかがえます。

 今回は日帰りでしたが、できれば一泊して、サンセット時のすべてがピンク色になるシーンを見てみたいです。

エルーセラ
●アクセス ナッソーからフェリーで約2時間40分。またはナッソーからノース・エルーセラ空港へ国内線で20~30分
●おすすめステイ先 ピンクサンズ
http://www.pinksandsresort.com/

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2017.03.11(土)
文・撮影=古関千恵子