こんにちは、ハワイを愛するみなさん!
BS12 トゥエルビで放送中の番組「ハワイに恋して」(通称・ハワ恋)。これまで約5年にわたってハワイのいろいろな情報をお届けしてきた我々スタッフが、取材中にゲットしたとっておきのハワイ情報をお届けしたいと思います♪
壁が巨大なカンバス!
街全体が24時間美術館
2017年もなんだかんだで早くも2月に突入。「今年こそは!」と新たな目標を立てて勉強に仕事に励んでいる人もいることでしょう。
でも大半は「チャレンジしたいけれど何をしていいのか」とブツブツ呟きながら日々のルーティンに追われてしまい、気づいたら年の瀬……なんてことも!?
今回はそんなノープラン・レディース&ジェントルメンにおススメの“芸術のハワイ”をご紹介。アナタの心の奥底に眠るアーティスティックな感性を叩き起こして芸術を爆発させませんか?
ハワイのオアフ島で今一番ホットなスポットとして観光客に人気なのが、アラモアナセンターとダウンタウンの間に位置するカカアコ。工場地帯だったのがウソのように、再開発によってモダンな街並みに大変身。
工場の壁を利用した巨大壁画アートを街のいたるところで見ることができ、まるで街全体がキャンバスになったかのような錯覚を覚えてしまいます。
壁画を描いているのは地元ロコのアーティストのほか、世界各国から呼び寄せたデザイナーたち。写実的なものから、ストリートアートチックなものまで、美術館のように多種多様なタッチやテーマの壁画を楽しむことができます。
カカアコがこの壁画プロジェクト「パウ! ワウ! ハワイ」をスタートさせたのは2011年。街おこしの一環としてカカアコを芸術的に美しくする目的で始まり、今では毎年2月上旬に世界中からアーティストが集結。約1週間をかけて思い思いのウォールアートを作り出します。
壁画は年に一度リニューアルされるので、街の表情は毎年変化。まさに進化し続ける街カカアコを象徴するものとなっています。
以前は工場や倉庫ばかりの街並みで人通りはほとんどなかったそうですが、このアートプロジェクトによって街は活性化。人が集まる地域となり、周辺にある飲食店やショップなどにもプラスの経済効果が生まれています。コーヒーをテイクアウトして芸術街カカアコを探索するのもオツですね。
2017.02.08(水)
文・撮影=「ハワイに恋して」