「私はやっぱりファッションが好きだなー」と
気づかされました

ロサンゼルスは、Tシャツとジーンズばかり。

(1) やはりミニマリストにはならなかった

 私はもともと断捨離が大好き。

 モノは少ないほうだと思うし、コレクションしているモノもありません。いらないなあと思ったらすぐに処分してしまいます。

 でも、洋服だけは別。見境なく洋服を買い、たくさんの失敗もし、クローゼットはチグハグな雰囲気。

 だからこのチャレンジをスタートした時点では、「もしかしたら、ミニマリストになっちゃうかも?」って思っていました。が、結果的には全くなりませんでした。

● 必要最低限の洋服を着回す

● 定番的な洋服を揃える

● 色はベージュ・黒・紺などを基本にする

 そういうことで、ミニマリスト的なすっきりしたクローゼットは出来上がると思うのですが、私にはそれが全然魅力的に思えないのです。

 お出かけのたびに小物でなんとか工夫をしておしゃれを頑張って、そのたびに「ああ、私はやっぱりファッションが好きだなー」と気づかされました。

(2) 好きなファッションがはっきりしてきた

 ファッション誌を1年間読まなかったので、流行があまりわかりません。

 しかしありがたいことに、ここしばらくは「これが大流行」っていうモノがあまりない気がするし、みんな思い思いに好きなファッションを楽しんでいるみたいですよね。

 そして、街ゆく人や映画(新しいモノも古いモノも)を観て、その中にある「好き」を集めていったら、「あ、やっぱり私はこういうのが好きなんだ」ってわかってきました。もう、あまりフラフラといろんな洋服に手を出すことはなくなるはずです。

(3) 洋服以外に時間とお金をかけるようになった

 洋服を買わないことでお金を他に使う余裕ができた&洋服をかっこよく着こなすために必要なことがわかってきました。

● ネイル

ネイルは毎月楽しんでいます。

 爪が弱いのでずっと避けていたのですが、爪を傷めないジェルネイルに出会い、いまでは月に1度の割合でサロンに通って手先のおしゃれを楽しんでいます。

● 歩き方の修正

 ずっと歩き方がモサッとしているのが気になっていたので、ウォーキングレッスンを受けてみました。

2016.12.17(土)
文・撮影=松尾たいこ