7回目を迎えますます盛り上がる美食の祭典

全国1500軒の中から勝ち抜いてきた6軒の敏腕料理人が味を競う!

 いつもご愛読ありがとうございます。CREA WEB編集長の井上孝之と申します。

 楽天トラベルが主催する「朝ごはんフェスティバル」というイベントをご存知でしょうか?

 全国のホテルや旅館が提供する朝ごはんの日本一を決定するこの大会は、2016年が第7回。年を追うごとに参加する宿は増え続け、今回は1500軒を超える施設がエントリーしたというからその規模には驚くばかり。

 この催しは、オンライン投票と実際に泊まった宿泊客の声によって各県代表を決めるファーストステージ、一般審査員が実食審査を行うセカンドステージ、そして、料理専門家たちが実食審査を行うファイナルステージに分かれています。

 そのうち、ひょんなことから筆者が審査員を務めたのがファイナルステージ。審査員のメンバーは以下の通りです。

審査員を務めた武田和徳さん(左)、神田川俊郎さん(右)。

 日本料理界の重鎮として知られる「神田川本店」店主の神田川俊郎さん、“フレンチの鉄人”こと「ラ・ロシェル」オーナーシェフの坂井宏行さん、昨年のこの大会で優勝に輝いた「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」総料理長の田中耕太郎さん、楽天株式会社で常務執行役員とライフ&レジャーカンパニープレジデントを務める武田和徳さん、……といった錚々たるメンツの中に、なぜか筆者が入りました。誠に恐縮です。

調理を視察中の審査員。左から、坂井宏行さん、筆者・井上、そして田中耕太郎さん。

2016.12.13(火)
文=井上孝之
撮影=佐藤 亘