アーティストが集う個性的な町「マカワオ」
日本人、中国人、フィリピン人とさまざまな国から人が集まったマカワオ。
牧場が広がりカウボーイの町として知られ、プランテーションで働く人たちの暮らす町として発展してきたマカワオの町は、最近ではアーティストが多く移り住んでいます。
ボールドウィン通り沿いの100メートルほどの間に、ショップやアートギャラリーが立ち並び、日系人の名前が店名になっているお店もちらほら。この町でも、多くの日本人がプランテーションで働いていたことを思わせます。
1926年にマツイ氏が町の雑貨店としてオープンした「K.マツイ ストア」。今は建物だけが残る。
なかでも有名なのがこちらのコモダ ストア&ベーカリー。日系人のコモダ氏が1916年に住まいのあったオリンダ通りで、コモダ ストア&コーヒーサロンをオープン。その後1932年に現在の場所でコモダ ストアをスタートさせました。
店名の「コモダ ストア」に「&ベーカリー」が加わったのは1947年以降。
ここは地元の人が通うパン屋さん。人気のシュークリーム(クリームパフ)やドーナツは、早い時間に売り切れてしまうこともあるので、立ち寄るならお早めに。
こちらが売り切れ御免のシュークリーム。
町には1920年から1940年にかけて建てられた建物も多く残っていて、その歴史を伝えます。アーティストのギャラリーや、オールドハワイを感じる建物を巡るのも楽しいでしょう。
左:古くからのマカワオの人々の暮らしを伝える「マカワオ ヒストリーミュージアム」。右:実際に使われていた馬具も展示。
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