ハードな洞窟めぐりの後は快適なリゾートへ
フォンニャ・ケバン国立公園観光の拠点となるのが、ドンホイ。クアンビン省の省都でもあるこの街では近年、リゾート開発が進んでいる。なかでも、フォンニャ洞窟まで約50キロの「サン スパ リゾート」は、リゾートのムード満点のラグジュアリーなホテルだ。
敷地内に立つのは、2006年にオープンした234室の客室と、2008年オープンの40棟のバンガローと、12棟のプール付きヴィラ。ゆったりサイズの部屋は風通しもよく快適。アメニティやティーセットの設えもベトナム風だから、旅の気分も盛り上がる。
滞在中、ぜひ体験しておきたいのが、自然のプロダクトを使った、熟練セラピストによるトリートメントだ。敷地内に立つ「ラ ベラ スパ」では、世界のラグジュアリーなスパで使われるコスメ「ペボニア・ボタニカ」を使用したメニューを用意している。
フォンニャ・ケバン国立公園の洞窟めぐりは、日差しも強いし、500段以上の階段も昇るし、思ったよりも体力を消耗する。そんなとき、ゆったりと過ごせるこんなホテルは、やっぱりありがたいもの。観光の拠点として、ぜひ候補に入れておきたい。
Sun Spa Resort Quang Binh Vietnam
(サン スパ リゾート)
所在地 My Canh Bao Ninh, Dong Hoi, Quang Binh
電話番号 052-384-2999
URL http://www.sunsparesortvietnam.com/
【取材協力】
ベトナム航空
URL http://www.vietnamairlines.com/jp/ja/
芹澤和美 (せりざわ かずみ)
アジアやオセアニア、中米を中心に、ネイティブの暮らしやカルチャー、ホテルなどを取材。ここ数年は、マカオからのレポートをラジオやテレビなどで発信中。漫画家の花津ハナヨ氏によるトラベルコミック『噂のマカオで女磨き!』(文藝春秋)では、花津氏とマカオを歩き、女性視点のマカオをコーディネイト。著書に『マカオ ノスタルジック紀行』(双葉社)。
オフィシャルサイト http://www.serizawa.cn
2016.05.06(金)
文・撮影=芹澤和美