CULTURE

「自分だったら思いつかない話」 玉田真也監督作『そばかす』三浦透子 演じる主人公は恋愛をしない女性

　日常での可笑しさをリアルに描くことで注目される劇団「玉田企画」主宰・玉田真也。自身の戯曲で映画監督デビューを果たした彼が演劇との出会いから、3作目となる監督…

フェアじゃない状態を放っておけない 女性の一生を描く…朝ドラ的小説の “予想外すぎる仕掛け”

　小説家は登場人物の名前をどうやって決めるのだろう。取材で聞くと、友人知人の名前をもじったり、電話帳から探したりとそれぞれ苦心している。口を揃えるのは、そのキ…

離婚、事務所独立… 前田敦子が“目指す 30代の姿は？

　アイドルを経験した人が、年齢を重ね、新たな花を咲かせる。その姿は、本当に眩しい。アイドルという仕事は傍から見ても過酷だ。飲み込まれそうなほどの視線が集まる環…

構想20年以上、伊岡 瞬の集大成！ 新作『白い闇の獣』を著者が語る

　ベストセラー『代償』をはじめ、『悪寒』『本性』など読者の心を深くえぐる作品を発表し続ける伊岡瞬さん。文春文庫では『祈り』（単行本『ひとりぼっちのあいつ』を改…

男社会でなめられたくなくて。テレ東 「生理CAMP」女性プロデューサーが 局のトイレで“ぼっち飯”をしてた頃

　配信プラットフォームが活況を呈し、テレビの観られ方が大幅に変わりつつある今、番組のつくり方にもこれまでとは違う潮流が勃興しています。その変化の中で女性ディレ…

「#舞いあがれ食堂」が話題に…「朝ドラの食卓」指導者の細やかすぎる“こだわり”とは？

　NHKの東京放送局（AK）と半年交代で大阪放送局（BK）が制作する連続テレビ小説、通称「BKの朝ドラ」は、「料理が美味しそう」と定評がある。現在放送中の『舞…

視聴者に無理やり答えを 与えるテレビは宗教に近い？ 「エルピス」のエンディングに迫る

　最終回に向けて物語が加速する「エルピス —希望、あるいは災い—」。前篇に引き続き、エンディング映像の企画を担当するテレビプロデューサー・上出遼平さんと、脚本…

テレビはもう本当にダメなのか？ 渡辺あやと上出遼平は、視聴者の 「答えが知りたい」欲求に抗う

　放送開始とともに視聴者を釘付けにし続ける「エルピス —希望、あるいは災い—」。ドラマとともに話題になっているのが、恵那(長澤まさみ)が料理をつくるエンディン…

映画公開を記念して、ノベライズ版 『ラーゲリより愛を込めて』の冒頭を 公開（原作・辺見じゅん）

　第二次世界大戦で劣悪な環境のシベリア強制収容所に、捕虜として抑留された山本幡男一等兵。妻やまだ幼い4人の子供とは離れ離れになったまま、消息もつかめない。　絶…

【玉田真也の成分表】 三浦透子が長編映画単独初主演 監督作品『そばかす』が公開

　読んで、観て、聴いて、食べて、笑って、旅して、泣いて……。一日一日の積み重ねた経験が地層のように折り重なってできる「私」。 「あの人のアタマの中身を覗いてみ…

「シェイクスピア作品は俳優の新たな 一面を解放する。誰も見たことのない 吉田鋼太郎と小栗 旬をご覧あれ」

　吉田鋼太郎さんが演出、ならびに2役の出演を務める舞台『ジョン王』が12月26日(月)より開幕する。本作は、2020年に緊急事態宣言のため中止になってしまった…

今の世を映し出した『ジョン王』は この機を逃したらもう観られないかも 吉田鋼太郎が語る作品の魅力

　吉田鋼太郎さんが演出、ならびに2役の出演を務める舞台『ジョン王』が12月26日(月)より開幕する。本作は、2020年に緊急事態宣言のため中止になってしまった…

「なぜ優等生ほど社会的な差別を自然に してしまう？」浜田敬子から“組織で 生き延びてほしい”女性へのエール

　働く女性たちを20年以上にわたって取材してきた元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子さんが、その集大成ともいえる『男性中心企業の終焉』(文春新書)を上梓…

「オンライン階級」という言葉を ご存知ですか？　リモートワークが 女性を待ち受けている罠

　働く女性たちを20年以上にわたって取材してきた元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子さんが、その集大成ともいえる『男性中心企業の終焉』(文春新書)を上梓…

40代男性たちが“おっさん粘土層” として再生産。「島耕作世代が去っても職場は変わらなかった」

　働く女性たちを20年以上にわたって取材してきた元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子さんが、その集大成ともいえる『男性中心企業の終焉』(文春新書)を上梓…

シッターにお任せという 「美学」は通用しない。均等法 世代が10歳下に感じた反省

　働く女性たちを20年以上にわたって取材してきた元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子さんが、その集大成ともいえる『男性中心企業の終焉』(文春新書)を上梓…

「楽勝だと思ったら……」 上皇陛下と美智子さまが自ら語った 「軽井沢テニスコートの恋」

　天皇陛下の肉声が世に出る機会はめったにない。だが、昭和史研究家の保阪正康氏は、上皇上皇后両陛下と計6回懇談した際のことを振り返り、「文藝春秋」100周年記念…

「食事の瞬間は仕掛人だと忘れられる」 『仕掛人・藤枝梅安』豊川悦司が 片岡愛之助と魅せる“食事”のぬくもり

　豊川悦司さんが、2023年公開の映画『仕掛人・藤枝梅安』で演じる主人公・藤枝梅安は、人の命を救う「鍼医」と、人を殺める「仕掛人」のふたつの顔を持つ人物です。…

豊川悦司が語る『仕掛人・藤枝梅安』 藤枝梅安と彦次郎の“バディ”の魅力 「梅安と彦さんがLINEしてるぜ」

　繊細で陰のあるキャラクターから大胆で豪快な役柄まで、あらゆる演技をこなす豊川悦司さんが、池波正太郎の人気シリーズ『仕掛人・藤枝梅安』の主人公・藤枝梅安を、2…

英エリザベス女王国葬ご参列で 実現した“本格的な復活” 雅子さまから陛下への“アドバイス”

　12月9日、雅子さまは59歳の誕生日を迎えられた。誕生日に際してのご感想では、「今回、50代最後の誕生日を迎えるに当たり振り返ってみますと、私が、当時の皇太…