嵐山の自然と一体化した「奥の庭」。樹齢400年のオオモミジの枝ぶりと枯山水の砂紋が美しい。 “洗い”の技法が施された客室“月橋”。窓の外には大堰川の清流と嵐山の自然が広がる。 重厚感の漂う建築は約100年前のもの。 冬の献立「真味自在」の主菜は、熊挽肉を巻いた鰻の丹波産赤ワインソース風味と、パリッと焼き上げた鴨肉の盛り合わせ。鴨は皮目に細かな包丁目を入れてパウダー状にした八ッ橋をすり込んでいるため、ほのかな甘い香りが楽しめる。付け合わせは栗の甘酢漬け。 寝室の壁紙には、客室ごとに異なる京唐紙が使用されている。 「星のや京都」の前身は明治創業の旅館。当時植えられた木々が大切に残されている。 燻し瓦と白砂を砂紋に見立てた枯山水の庭。座観式ではなく実際に歩けるという、前衛的な枯山水。借景の大堰川と相まった景色も魅力。何もしないと自然に苔が生えるが、手入れで白砂を維持しつつ、一部の苔を残している。 本から多くの学びを得るという、加藤氏。 視点場とは、景観を眺めるための場所のこと。「奥の庭」の視点場は、樹齢約400年のオオモミジの木の下に置かれた景石。石に座ると、小倉山が借景として見える。 路地庭沿いの客室の前に敷かれた「延段」は、短冊状に石を敷き詰めたもの。職人がひとつずつ手がけた延段の意匠は客室ごとに異なり、路地庭に風流な趣を漂わせる。石材は全国から集められた。 客室やライブラリーラウンジが連なる「路地庭」は、茶庭の露地の精神を取り入れた庭。昔は切り詰めていた枝を伸ばすことで、紅葉のトンネルが実現した。苔むした路地庭で手入れする姿も“人文風景”として絵になる。 流れ落ちる滝の手前に木を植え、滝の全体像を直接見せないようにする手法。木を透かして滝を見せることで奥ゆかしさを演出し、見る者の想像力を搔き立てる効果がある。 戦前戦後に活躍した庭師・小島佐一が70年以上前に手がけた意匠を残し、嵐峡の自然に調和するように革新的なデザインを施した庭。滝は以前の庭の遺構から復元したもので、滝の前にはモミジの木で飛泉障りを施している。 一、国々の名所を思いめぐらして、その面白い所々を自分の考えに取り込んで、 大体の姿をその所々になぞらえ、素直に立てるべきである。 大河内山荘庭園。 無鄰菴。 南禅寺。 星のや軽井沢。 星のやバリ。
齋藤 薫 美容脳ルネサンス 2026.1.11 「こんなに小粋なばら撒きギフトってある?」ちょっとしたお礼にバレンタイン、ばら撒きギフトで間違いなく喜ばれる名品はコレ![齋藤薫が選ぶコスメギフトの名品27]