オーストラリアの象徴であり、芸術文化の発信地として年間約1,000万人が訪れるシドニーオペラハウス。 デンマークの建築家ヨーン・ウツソンの奇抜なアイデアによって、シドニーオペラハウスはこれまで世界のどこにもなかったデザインとフォルムを持つ劇場となった。 海辺に連なるオペラハウスの建物のなかでも最大を誇るコンサートホールの内部。巨大なシェルを支える構造が描く幾何学模様が、これまでの建築にはない独自の美学を生み出した。 約100万枚のタイルで覆われた外壁。遠くから眺めたとき、白く輝いて見える技法を採用。 ウツソンの外装建築の内部に、ポールが手がけた内装建築が建つ2重構造が分かる部分。 ウツソン建築の象徴、神殿をモチーフにした階段。 シドニー・ハーバーの美しい風景と溶け合う館内。この巨大なガラス窓を実現するためにも多くの技術者が知恵を絞った。 オペラシアター。最新の音響工学と人間工学を取り入れて進化し、最良の音を追求。 世界最大の機械式パイプオルガンを備えたコンサートホール。音響設備は最新のものに進化している。 降り注ぐ太陽の光のなか、白く輝く美しい建築。 対岸から眺める夜景も美しい。