シートマスク2種、それぞれの「シートの素材」を変えるというこだわりっぷり!

 シートの気持ちよさを感じるのは筆者だけではないようで、「とろんとしたシートの感触が心地よい」という声も多く、また「毎日コレを使っていたら、肌全体の調子が落ち着いてきた」と、肌の調子が上がって落ち着くという人も。

 実はこの2種類は、それぞれの特性に合わせてシートの素材などを変えている、というのもなめらか本舗さんのこだわりです。PRの長谷野さんによると「モイストエッセンスマスク NCは、美容液がたっぷり150グラム入っていることもあり、そのエッセンスをたっぷり含むことができて、さらに肌にピタッと密着する薄膜シート。薬用リンクルエッセンスマスク ホワイトは、美容液をたくわえてじゅわっと液が出てくる、シルクのような極厚シートになっています」。

 2種類が同じシートだっていいハズなのに(そしてその方が、コストはかからないのではと思うのに)、さすが! ブランド内のラインによって、豆乳発酵液を作る大豆の種類を変えるというこだわりを貫くなめらか本舗ならではのつくりですよね。

 さて、ではもうひとつの「浸りマスク」を、筆者は愛用していないのかといえば、そんなことはありません。こちらはこちらで、簡単に積極的なケアができる、という心強さが。

 夜に7日間続けて使ってみていたら、顔全体の色ムラが均一に整って、心なしトーンも上がったように感じました。「包みマスク」よりも、ハリを感じる。

 PRの長谷野さんによると、「有効成分ナイアシンアミドと、ピュアレチノール(保湿)配合で、美白とエイジングケアのダブルの薬用ケアができるのに、700円というコスパのよさで、好評をいただいています。ベタつかない使い心地にもこだわったので、シワ対策の製品としては珍しく、20代の方にも多くご愛用いただいている印象です」ということで、使い方が簡単なシートマスクという形状と、試しやすい価格で若い年代にも人気なんだなとわかりました。

 実はこの「浸りマスク」は、SNS内で有名な某美容オタクの方が紹介していたため、注目度がドンと上がったという背景もあり、見ていると、そこから試してみて気に入ってリピート購入するという流れが多い気がします。そうやって試した人がちゃんとハマる実力があり、実感を得られるということですね。

 2種類のどちらかだけと決めずに、肌がゆらいでいる時期や、真冬、春先のホコリっぽく乾燥する期間には「包みマスク」を、それ以外の時期や、急にくすみやシワっぽさなど、肌の衰えを実感した時には「浸りマスク」をそれぞれ集中的に使うとよいのではと思います。

 にしても、大勢が支持するくらい効果を実感するような製品を、毎年コンスタントにプチプラで出し続けるのは本当に大変だと思うので、その努力に頭が下がります。

 その努力と気持ちよく使える製品に敬意を表して、ベストプチプラコスメです!

なめらか本舗/常盤薬品工業

問い合わせ 0120-081-937
https://nameraka.jp/lineup/

斎藤真知子

高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。

Column

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