格差社会

 脚本料や出演料のとんでもない差が、ドラマ業界の格差社会という傾向を濃くしている。

 勝者がすべてをかっさらって行く「超格差社会」といっても過言ではない。作家によっては1話あたり5000万ウォン(約500万円)、あるいは1億ウォン(約1000万円)にプラスアルファの原稿料をもらっている。

 全16話のシリーズを2編契約しただけでも数十億ウォンだ。

 スター俳優はこれよりもさらに高い出演料をもらっていることが多い。制作費の半分以上が、スター俳優の出演料や作家の原稿料のケースがある。

次のページ 流行にあわせるべき産業である