#076 Pag Island
パグ島(クロアチア)
イビサやマイアミと肩を並べるビーチパーティーの本場
丘の上から見下ろした、パグ島の南部。かつては塩田が広がっていたそう。冬はマイナスまで温度の下がった冷たい強風が吹き下ろす。
パグ島はダルマチア地方の多島海に浮かぶ、長さ約60キロ、幅は狭いところでは2キロの細長い島です。1968年にパグ橋が開通し、本土のザダル-スプリット間の高速道路とつながったことで、デスティネーションとして注目されるようになりました。また、島北部のプリズナから本土のジグリェン港へはカーフェリーで海路を行くこともできます。
土産物店が並ぶ目抜き通りから一本はずれると、地元の素顔がうかがえたりします。
そもそもパグ島に興味をもったのは、イビサ島やマイアミと肩を並べるビーチパーティーの島だという、ウワサを耳にしたから。まずは、パグ橋を渡って、中心地のパグへ。
迎えてくれた地元の観光局のスタッフから、「パグ島をみんなパーティーアイランドと思っているけれど、歴史に目を向けてくれて嬉しいです」と言われ、思わず苦笑いが……。
パグ島のメインビーチ。夏は日中の時間が長く、夜8時過ぎまで日光浴が楽しめます。
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- 文・撮影=古関千恵子
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