インド人ストリートは、
多様な人種や雑貨が混在するミックスストリートへ!
香港島・セントラルの中心部から、骨董通りと呼ばれるハリウッドロードを西側に進むと、「文武廟」というお寺があります。その前にある階段を降りたところが、「摩羅上街」(アッパーラスカーストリート)。別名、ガラクタ通り、キャットストリートなどと呼ばれ、観光地として有名な場所でもあります。
 左:架空のトラム会社の看板ライトがひっそりとついています。
左:架空のトラム会社の看板ライトがひっそりとついています。右:ゲームのモチーフのインスタレーションがひときわ目立つ店内。いたるところにアートピースが!
そんな通りが変貌を見せている近年、コンテンポラリーアートとフランス料理を融合させた、美術館のようなレストランがオープンしました。その名は「BIBO」。ここは、架空のトラム会社の倉庫、という設定がなされている、看板もないレストランなのです。西洋と東洋が混沌としている香港にはピッタリ。まるで近未来の地下基地の扉を開けるように、インターホンを押すと、目の前の金色の扉がスーッと横に開き、地下への階段が続いています。
 左:どこかの研究室のよう? レストラン入り口はインターホンを押して。
左:どこかの研究室のよう? レストラン入り口はインターホンを押して。右:レセプション脇にある階段を降りると、不思議なアート空間レストランにたどり着く。
 フランス出身のシェフ、ムータロー氏。
フランス出身のシェフ、ムータロー氏。
階段にもアートピースが飾られていて、レストランというよりギャラリーといった感じ。階段を降りるとバーカウンターがあります。天井に配管がむき出しの内装はトラム会社の倉庫をイメージしたもので、こちらがウェイティングバーとなっているそう。L字型の店内、バーから左側に折れると、アートピースとソファが点在するダイニングエリアが見えてきます。
所狭しと飾られたアートピースに囲まれていただくのは、多くの著名店に在籍していたフランス出身のシェフ、ムータロー氏のお料理。フランス料理の伝統を踏襲しながらも、アートでモダンな仕上がりを加えたメニューを提供してくれます。
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- 文・撮影=ジェニー中村
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