ワイキキの穴場として人気のカイマナ・ビーチ

ライフガードが常駐しているところなら、その視界に入る場所で子どもたちを遊ばせたり、他の子連れの家族の近くにいることも安全にビーチを楽しむコツ。

 ハワイの良さはビーチとの距離の近さ。旅行中に一日はビーチ・デーをもうけて、家族でゆっくり楽しみたいもの。そこで、子どもと行くのに最適なビーチをオアフ在住の日本人ママに聞いてみた。

 まずあがったのは、カイマナ・ビーチ。ワイキキの端、ニューオータニカイマナビーチホテルの前のこぢんまりとした小さなビーチ。カピオラニ公園とも近く、公園で朝のヨガ・セッションを終えてから行くビーチであること、ホノルル動物園とも近いので、動物園&ビーチをセットで楽しめるなど立地が良いこと、そしてワイキキという立地にかかわらずあまり混み合っていないことなどが理由にあがった。

子どもたちはすぐに仲良くなる。遊び道具を一緒に使って、何かを作るのも楽しい。日焼け予防と水分補給に気をつけ、ランチを持参すれば一日中遊べそうだ。

 「もちろん目は放さないけれど、砂遊びや、波と戯れたりする水遊び程度のことを、子どもたちだけでさせられるビーチであることが大事」という意見も圧倒的。日本の海に比べると潮流が強いハワイの海では、打ち寄せたり引いたりする波の力が強い。なので、子連れで訪れるビーチを選ぶときは、珊瑚礁などの地形によってか、何らかの人工的な方法で、波が遮られているビーチがオススメ。

2014.08.14(木)
文・撮影=神宮寺愛