双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(暁暁)とレイレイ(蕾蕾)が中国へ旅立つまでの約2カ月間は、この双子を好きな人たちにとって、寂しさが募る一方で、観覧列に長時間並んだり、観覧のための先着予約や抽選に挑んだり、抽選結果や双子関連の情報に一喜一憂したりと激動の日々でした。
シャオシャオとレイレイの中国行きが2026年1月下旬になることを東京都と上野動物園が発表したのは、休園日の2025年12月15日。期限の2026年2月20日(金)より1カ月ほど早いが、珍しいことではない。今回は中国の春節が間接的に影響した可能性がある。中国国外からパンダを受け入れて検疫を始めるには、さまざまな準備が必要だ。この準備を春節前に終えて、「春節に伴う中国の大型連休に職員がなるべく休めるようにしたのかもしれません」(関係者)。
残り1カ月ほどで、他のパンダの来日が決まって、来日することは不可能だ。およそ半世紀ぶりに日本にパンダがいなくなることが決定的となり、報道は過熱していった。
発表の翌日の2025年12月16日、上野動物園のオリジナルグッズとして、「シャオシャオ&レイレイありがとう商品」8種類が園内と公式通販で発売された。購入制限が設けられたものの、このうち1万2000円の「ぬいぐるみセット」、2200円の「ブック型ボックス」、1430円の「リサイクルセラミックマグ」は早々に完売。
330円の「A4クリアファイル」、1500円の「てぬぐい」は再販されたが、ほどなく完売した。2026年1月6日(火)には「大きな缶バッジ」(750円)が発売され、こちらも完売している。
これまで上野動物園にあまり来ていなかった人たちが訪れたこともあってか、「シャオシャオ&レイレイありがとう商品」ではない、以前から販売されていた双子の商品も飛ぶように売れた。パンダのお菓子が店頭にほとんどない時期もあった。上野動物園は双子の渡航後、双子の名前が入った商品は入荷しない方針だ。
また、12月19日にはカップ入りデザートが園内で発売され、1月中に完売した。これは、上野動物園のパンダたちの誕生日や渡航などの節目に、カップのパンダのデザインを変えて販売されてきた。カップは持ち帰ることができて人気が高かった。
