上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが本日(1月27日)、中国へと返還される予定です。これによって、半世紀ぶりに日本からパンダがいなくなることになります。
自他ともに認めるパンダマニアで、『あふれる笑顔! 双子パンダ シャオシャオ&レイレイ ~わくわく・ドキドキな双子物語~』(技術評論社)などの著書もある翻訳家・作家の神戸万知さんが、上野動物園に通うなかで見てきた2頭の成長を振り返ります。
シャオシャオ、レイレイに初めて会えた日
シャオシャオとレイレイ(以下シャオレイ)が生まれた日、2021年6月23日は、『もふもふ パンダといっしょ』(学研)という本の校了日だった。ニュースを知ってすぐに担当編集者と連絡をとった。そして、生まれた子たちが、2頭とも元気に育ってくれるように願いをこめながら、上野の歴代パンダ紹介のページに「双子の赤ちゃんが誕生」という1行を加えることになった。書籍としては、最速のシャオレイ掲載だ。
シャオレイと初めて会えたのは、一般公開の再開初日、2022年3月25日だった。双子のお姉さん・シャンシャンの抽選のときは、まったく当たらなかった経験から、抽選期間中はどうせ当たらないだろうと半分諦めていたので、正直びっくりした。その後も、シャオレイ観覧は、ちょくちょく当たった。当たることを最優先に、競争率の低い(=寝ている確率の高い)お昼過ぎを狙ったのが良かったのかもしれない。
予想通り、抽選期間中は、寝ているシャオレイをたくさん見た。もともとパンダは1日の半分を寝て過ごしている。赤ちゃんならばなおさらだ。でも、毎日のように通える身としては、寝ていようと起きていようと、とにかく会えることがいちばん! 1日、1日、元気に育っていく様子を確認できることがなによりうれしかった。
