ハワイのコーヒーと言えば、この香り。そう、ライオンコーヒーのベストセラー「バニラ・マカダミア」です。南国らしい甘さとやさしさを帯びたフレーバーコーヒーは、ハワイ好きなら一度は口にしたことがあるはず。普段はフレーバーコーヒーを飲まないコーヒー通でも、ライオンコーヒーだけは別だというのをしばしば聞きます。
ワイキキの至る所で手に入るうえ、ハワイ中のスーパーで売っているので、なんとなく手に取ってお土産にしていませんか? でも、実は知っているようで知らないライオンコーヒーの魅力が、工場とカフェを併設する本社に行けばわかる! だから私は友人たちに、「せっかくハワイに来たなら、ワイキキから車で20分のライオンコーヒー本社を訪れて」と言うし、案内するようにしています。
しかも、やはりここで買う豆は、どこよりもフレッシュでおいしい。全種類の豆があり、新製品や限定品、ここでしか手に入らないロゴグッズも揃っています。そこで今回は、ライオンコーヒーの知られざるお土産を一挙にご紹介します。
40年の職人技が生んだ、新しい機能派コーヒー豆
◆Lion Functional
昨年登場した、機能性を強化した“技ありブレンド”。嗜好品にとどまらない、ライフスタイルに寄り添うヘルシー路線の新シリーズです。
3種類あって、1つ目は「ライオンズ・メイン」。ストレス軽減や免疫力向上などの効果が期待される、ヤマブシタケというキノコの成分を配合したものです。
2つ目は「ロアリング」。1杯あたり100mgのカフェインを含む“カフェイン強化”コーヒー。脂肪燃焼をサポートしたり、疲労感を軽減したりしてくれます。
3つ目は「トータル・ビーン」。コーヒーチェリーの果肉から抽出した高濃度ビタミンCなどを加え、抗酸化作用を高めたブレンドです。
いずれもミディアムローストで飲みやすく、味はすっきり。それぞれに異なる働きがあります。
この商品展開の背景には、企業努力と人の力があります。ライオンコーヒーのクオリティを支えるのは、この道40年の大ベテラン、クオリティ・コントロール・マネージャーのサムさん。1980年代に「バニラ・マカダミア」を生み出して以来、今も探究心と好奇心を持ち続け、新商品開発の第一線に立っています。創業161年、日本で言えば江戸時代に創業しているんだから、いやはや超越しているわ。
マウイの復興支援につながる、最新作のマウイ産100%コーヒー
◆Maui Strong 100% Maui Coffee
今年発売されたばかりの新作。マウイ島の空港があるカフルイの農園から届く豆をミディアムローストで焙煎した、マウイ産の豆100%の自信作。
ライオンコーヒーを製造する「ハワイ・コーヒー・カンパニー」は、自社農園は持たず、小さな地元農家と契約し製品化することで農家をサポートしています。このマウイコーヒーの売上の10%は、大規模火災で被害を受けたマウイの人々への寄付になります。










