ハワイのホテル選び、あなたは何を基準にしていますか? きらめく海、旅行者たちの笑い声。慌ただしい日々を抜け出し、自分にご褒美をあげる特別な時間だからこそ、ステイ先もこだわりたいですよね。

 私のもとには、旅行者の方や友人、知人から、ハワイ旅についての質問が日々寄せられます。なかでも最近特に多いのが、“ホテル選び”について。「雰囲気も金額も納得できるホテルってある?」。もちろん、答えはYES!

 ショッピングやアクティビティだけでなく、ホテルでのチルタイムも満喫できる。そんな、カジュアルすぎず、コスパもよく、個性を感じられる“大人が楽しめるデザイナーズホテル”が、近年ワイキキに続々と誕生しているんです。

 今回はその中でも、私が注目している3軒をご紹介します。いずれも、話題のカフェやバーが併設されているところがポイント。さらに、ワイキキ中心地からほど近く、安心して滞在できる立地のホテルを選びました。

 それでは、個性あふれるホテル巡りへ。さっそくチェックしていきましょう!


リゾートフィー不要! 女子旅にも人気のデザイナーズホテル

◆サーフジャック ハワイ

 ワイキキのデザイナーズホテルの先駆けといえば「サーフジャック ハワイ」。アートに囲まれた開放的な雰囲気が魅力のカジュアルなホテルです。

 シンボルは、ホテル中央に広がるプール。水底には「Wish You Were Here!(あなたもここにいたらいいのに!)」というメッセージが描かれ、フォトスポットとしてもおすすめです。プールサイドで本を読んだり、ドリンク片手にうたた寝をしたり――そんなひとときにぴったりの、ハワイらしいゆるやかな空気が流れています。

 さらに、リゾートフィー(※)がかからないという、コスト的にうれしい一面も! 旅慣れたカップルや女子旅グループから支持を集めています。

【話題の併設スポット】カカアコ生まれのおしゃれな人気カフェ

◆アーヴォ

 ホテル内には、カカアコの人気を牽引する実力派カフェを併設。ナチュラルテイストのおしゃれな空間はそのままに、アクセスの良さがぐっとアップしました。

 シンプルながらアレンジ力が光るドリンクメニューが豊富で、個人的なおすすめは「ストロベリー抹茶ラテ」。近年、ハワイでさらに人気が高まっている抹茶を取り入れていて、レッドとグリーンのコントラストが印象的! リラックスタイムに彩りを添えてくれます。

※リゾートフィーとは、宿泊料とは別にかかる施設使用料のこと。1泊あたり約20~60ドルが一般的で(ホテルにより異なります)、ワイキキでは多くのホテルに設定されています。予約前に、チェックするのをお忘れなく。

サーフジャック ハワイ

https://surfjack.jp/

2025.10.17(金)
文・撮影=小笠原リサ