台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!
子(ねずみ)年
9月22日(月)~10月20日(月)の全体運・仕事運

表と裏、上と下など、両極の要素をいかに活用するかが鍵となるとき。特に気をつけたいのが人間関係。例えば、信頼を寄せていた人に裏の顔があったことが判明したり、先輩と後輩の間で板挟みとなったり……と、公私ともに一筋縄ではいかない場面が多くなる模様。今見えているものが全てではないと仮定し、多方面から慎重に検討するよう心がけたいひと月です。
ただ、ものは考えようで、相反する2つの要素の存在を掌握すれば、二刀流的に、2つの戦力や武器を得られるということ。道が2つあるという前提で先んじれば、逆手を取って、物事を有利に運べます。ぼんやりしていると足元をすくわれる時期ゆえ、警戒心は全開が正解です。
仕事面では、物事や人の心の裏を読む姿勢が鍵となるとき。あなたにいい顔をしている人物が善人とは限りません。上司しかり、同僚しかり。気を許しすぎると、大きな裏切りに遭いかねません。“周りは全員が敵になりうるもの”というぐらいの気持ちで警戒しないと、挟み撃ちに遭ったり、四面楚歌となって身動きできなくなることも。
特に、口は災いのもと。何気ない一言に尾鰭背鰭がついて「あの人がこう言ってた」と悪者に仕立て上げられたり、波紋を呼ぶなどおおごとになる可能性大。人の言葉を表面通りに受け取らないようにし、何か裏の意味があるかもと疑ってかかるようにしてください。そして、自分自身の口数は少なめに、粛々と目の前の課題に取り組むことで、危険を回避していきましょう。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
2025.09.20(土)
文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい