ワインや紅茶、飲み物に合わせてチーズケーキを選んでも楽しい
「究極のレアチーズケーキ」は、チーズを愛する疋田さんが「クリームチーズのおいしさをもっと知ってほしい」と、オーストラリア産のクリームチーズと北海道産の生クリームをたっぷり使った、まさに究極の品。口の中で、とろりと溶ける優しい口当たり。土台のクッキー生地はサクサク。さわやかな酸味があり、後口のキレの良さも抜群です。紅茶はもちろん、ワインとも好相性。木下さんは「カシスやフランボワーズなどの赤い果実をのせて、軽めのワインと、ぜひ!」とすすめてくださいました。そんなふうにチーズケーキに季節のフルーツを添えると、味わいも見た目もグレードアップできます。
右:「ブドウのレアチーズケーキ」カット 430円。
四角い「ミルキーホワイト」は、オーストラリア産クリームチーズとフランス産ホワイトチョコレートを使ったチーズケーキ。細かいムース状のまろやかなチーズ生地とスポンジ生地の台が口の中で一緒にすうっと溶けます。これは、紅茶にぴったり。
「ブドウのレアチーズケーキ」は、コンコードという品種のブドウ果汁をじっくり煮詰めてベースのチーズ生地に混ぜ、ひとつずつていねいにマーブル模様をつけてあります。ブドウの風味が広がり、さっぱりと味わえる一品。木下さんは「そのままでワインやスパークリング系の飲み物とどうぞ」とにっこり。このタイプで、季節のフルーツを使ったレアチーズケーキが次々に登場するのだそうです。夏には、マンゴーや桃、グレープフルーツも。パティシエの飯田さんが、市場でフレッシュな果物を買って試作を重ねるのだとか。チーズケーキに季節感があると知ると、色々、次々に食べてみたくなりますね。
2014.05.25(日)
文・撮影=そおだよおこ